むし歯・歯周病の原因は皆さん知っていますか?それは、細菌なのです。
歯に汚れが付くと、細菌がその中に入り込み自分の住処にしてしまします。それが、プラーク(歯垢)と言われるものです。そして虫歯菌は虫歯を、歯周病菌は歯周病を起こしていくのです。
では、むし歯菌はどのようにして、むし歯を作るのでしょう?
歯にくっついただけではまだ、細菌は仕事にかかりません。歯にしがみついただけです。細菌が仕事(むし歯を作る)をするには、元気になる素が必要なのです。それが砂糖なのです。細菌はその砂糖を食べて分解し、酸を作ります。その酸が歯を溶かすのです。
むし歯や歯周病を防ぐには機械的に細菌・プラークを落とすしかありません。
それが歯磨きなのです。
今日からあなたも歯磨き達人になりましょう!
磨いたと磨けるは違います。いくら時間をかけても方法を知らなければきれいな歯にはなりません。また本人が磨いたつもりでもプラーク(歯垢)が残っている場合があります。
「磨いた」は親御さんがまだ幼い子供に「磨きなさい」と言ったあと数分後に返ってくる返事に多いものです。それに対して疑問に思ったこともあると思います。
「磨いた」行為に対しての成果が「磨けてる」それをいつでもできるのが「磨ける」と言うことです。それは、大人も同じことで時間が短くても、汚れが取れていれば良いんです。
朝食は自宅で食べますが、昼食は学校、会社で、夕食は外でと言う人も多いと思います。そのような時のために鞄に1本、ポケットに1本歯ブラシを入れて於いて下さい。
学校、会社、レストランの洗面所でも充分歯磨きはできます。食事のあとすぐ「汚れを落とす」と言う姿勢を身につけることが大切です。