一度診察室に入ったらそこはもう子供の世界です。子供なりに頑張っているのです。
お母さんが外からのぞいたり、声をかけたりしてはいけません。一生けんめい頑張っているのがくじけてしまいます。そして出てきたらほめてあげて下さい。「かわいそうに」とか「泣いてダメな子ネ」とか言わないで下さい。泣いてもそれなりに頑張って来たのですから。
ただし診療室では泣いている子はおこります。それは他の泣かない子に伝染したりするのを防ぐことと治療上の事故を起さないためと、確実な治療をするためです。
来院前には必ず歯をみがいてきてください。
待ち合い室では静かに、また、お菓子などを食べないでください。
来院時は極端な空腹・満腹を避けてください。
お子さんの治療は多少開始時間が遅れる場合ありますので、ご了承ください。
治療完了後は定期検診を受けてください。
その他、何かの異常、質問等は、あらかじめ治療前にお伝えください。
私達スタッフ一同は、小児の診療であるだけに、できるだけ早く安全にを心がけております。
しかし、時として、お子様の恐怖心の前にたちうち出来ない場合があります。
お子様が恐怖心をいだくのは仕方のないことですが、お母様が必要以上にその恐怖を作りあげている事があるものです。
そこでお母様、次のことにご注意ください。
うそを言って連れて来ないでください。
泣いて帰っても、ほめてあげましょう。
「よく頑張ったね、強かったね」と言ってあげましょう。
来院によって、体の一部が良くなったことを理解させてください。
「今日、何をするの？」とたずねられても「先生に聞かなければわかりません」と答えてください。
しかる材料にしないでください。
「歯医者さんに行って注射してもらいますよ。」といったしかり方はしないでください。
私達をお友達にしてくれるように仕向けて欲しいのです。
まわりの方たちに、歯科医院での不快だった経験を話さないでください。
（特にお兄ちゃん、お姉ちゃんが、おもしろがって話す事があります。）
注意してください。
