昔から多くの歯科大学では、EBM(Evidence Based Medicine)にもとづかない予防拡大と言う誤った方法で、虫歯に犯された部分以上に大きく削り、また銀の詰め物を入れるために、健康な歯質まで削ってしまうと言う方法で、教育されてきました。
歯は1度削ってしまうと、削った部分が大きければ大きいほど歯が弱くなり、
いずれは歯牙破折や二時虫歯になり、修復を何度も繰り返すようになってしまいます。
当医院では、以前から健全な部分の歯まで削ることに疑問を感じ、出来るだけ削らない方法で修復するようにしてきました。
たとえば歯を抜いてブリッジを入れる場合、ほんのわずかしか削らず、金属と歯のエナメル質を接着させる技術で修復する、接着ブリッジ」や、
究極の補綴としての歯牙移植等により、歯を長持ちさせるように心がけています。
しかしながら神経を取るほど大きくなった虫歯は神経を取るために大きく削らざるを得なくなります。
したがって、定期検診をして、小さな虫歯が大きくならないうちに(痛みが出る前に)治療しましょう。
神経を取った歯でも丸々かぶせるのではなく、出来るだけ歯質を残す様な修復にします。
また、歯に関係したお口の中に不具合は、すぺて対応します。口の中をいくつにも分割した専門歯科ではありません。
小児の虫歯や発育咬合育成から、インプラント、老人の総義歯まで、長期にわたってお口の中をサポートする方針です。
また25年前より前から取り組んでいた、親知らずを使った歯牙移植は、最近注目されている再生医療の一翼を担っていたのです。