“歯医者は痛い！怖い！”といったイメージを壊すべく、当医院では無痛治療を目指しています。
●シリジェットとは
注射針を使用せず、局所麻酔薬をノズル先端から高圧・高速のジェット噴流として組織内に注入する無針注射器です。
●特 徴
・注射針を使用しないので、針の破折の危険性がありません。
シリジェットのノズル孔（ 噴射孔）のノズル圧は2,300psiであり、この圧力で組織内に局所麻酔薬を注入した場合、その浸透と浸潤は局所麻酔薬0.2mlを有針注射器で1cmの深度に注入したのと同様の効果が得られます。
・針を刺す痛みや不安感から解放されます。
局所麻酔の注射刺入時の疼痛や不安感・恐怖感を解消することができます。疼痛に対して敏感な小児はもとより、成人や高齢者に対しても大変な効果を上げています。
・少量の局所麻酔薬を素早く注入できます。
軟組織の処置や乳歯および永久歯の前歯の抜歯、口腔内の小外科手術等において、従来の有針注射器よりもはるかに利便性に優れ、しかも高い麻酔効果が得られます。
・針による感染の防止にも効果的です。
組織表面がバクテリアによって感染を受ける可能性はきわめて低く、バクテリアが傷口に侵入しようとしても加圧式噴射によるスピードと圧力で粉々に粉砕されてしまうと考えられています。
局所麻酔を行う際の、針を刺すポイントの粘膜にゼリー状の麻酔薬を塗布し、感覚を鈍化させる方法です。
これを行なうことで、麻酔針を打つ瞬間のチクッ！とした痛みがなくなります。
電動の麻酔注射器は、細い針を使用しているため、刺したときの痛みが非常に抑えられています。また、機械の圧力で麻酔液を注入するため、ゆっくりと痛くないように麻酔が注入できます。
「歯の治療は、痛くてこわい！」あなたや、あなたのお子さんもそう思っているかもしれません。 実際にはほとんど痛くない治療でも、患者さんが「痛いかもしれない」と不安に思っていると、本当に痛く感じてしまうこともあります。 不安に思っている状況とリラックスしている状況とでは、リラックスしている方が痛みをあまり感じません。
リラックスして治療を受けていただくために、当院では「笑気吸入鎮静法」を取り入れています。 笑気というのは、甘い香りでふんわりと漂ってきますので、それを治療の間、普通の空気のかわりに自然呼吸するだけです。もちろん意識ははっきりしたままで、不安な気持ちや恐怖心を抑える効果があり、ゆったりとリラックスした気分になります。 副作用もほとんど無く、笑気ガスを吸うとすぐに効果が現れ、止めるとすぐに回復するため非常に安全です。
笑気ガス「歯科医院は痛くないし、こわくないんだ！」とあなたやあなたのお子さんに思っていただければ、むし歯を治療したあとの予防を積極的に行なって、これからはむし歯に縁のない人生を送ってくれるかもしれません。 私自身、子供のころ、むし歯の痛さと治療の恐怖に悩まされましたから、子どもたちには同じ苦労をしてほしくないと願っています。私の目の前にある1 本のむし歯を治療することだけが大切なのではなく、それ以上に、歯科医院嫌いのお子さんを一人でも減らすこと。そして、将来むし歯になるリスクを少しでも減らしていくことが私の使命だと思っています。
