スポーツマウスガード(スポーツ用マウスピース)は、武道や球技等のプレーヤー同士の衝突、ボールや器具の強打による衝撃を和らげる効果があります。
歯の破折、唇や頬・口腔内の裂傷、顎骨の骨折を防止し、脳への振動も軽減します。
マウスガードは最近では徐々に認知されるようになり、競技連盟・団体により装着が義務化・ルール化などにより使用される方が増加しております。
(各競技により条件は異なります)
現在スポーツマウスガードの装着が義務化されているスポーツは、以下の通りです。
義務化 | ボクシング キックボクシング アメリカンフットボール ラグビー アイスホッケー インラインホッケー ラクロス |
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一部義務化 | ラグビー ラクロス サッカー バスケットボール 水球 ハンドボール フィールドホッケー アイスホッケー 空手 レスリング 柔道 相撲 |
推奨 | 野球 ソフトボール テコンドー 剣道 スキー スケート 重量挙げ 砲丸投げ 円盤投げ 槍投げ 体操 弓道 アーチェリー ボディービル アームレスリング 馬術 モトクロス カーレース 競輪 競馬 |
・プレーヤー同士やボール等との衝突による外傷(歯の破折・口唇や頬粘膜の裂傷・顎骨骨折等)の予防
・脳震盪(のうしんとう)の防止・軽減
スポーツによる上記の外傷が起これば、その機能回復には通院のための費用や時間がかかるとともに、日常生活への影響も懸念されます。
また成長期の段階に起これば、保護者の皆様にとってもつらいこととなります。
歯型を採ってから1〜2週間の製作期間をいただきますので、ご希望の方は日程に余裕を持ってご来院下さいませ。
市販品も普及しております。お口のサイズに合う既製品をそのまま購入して使用するタイプや、熱湯に浸漬して柔らかくし、口の中に入れて噛み、口の形状に逢わせるタイプがあります。
オーダーメイドと比べると廉価で手に入るのが最大のメリットですが、万人のお口に合うように設計されている為、ややフィット感が少なく、口をあけると落ちてしまうことがほとんどです。
そのため、常にかみ締めておかないといけないので、顎が疲れたり、呼吸がしにくかったり、 プレーに集中できないといった状況になってしまいます。
これまでオーダーメイドで製作するのはトップアスリートに限られていましたが、最近は製作技術の普及により製作コストが安くなりました。
その結果、以前よりもリーズナブルな価格でご提供出来るようになり「マイ・マウスピース」をお持ちの方が多くなってきました。
市販品と比較した時の最大のメリットは適合の良さで、装着したまま会話もある程度可能です。
これにより口頭でのコミュニケーションが必須の競技で好まれております。
色もお好きなものをお選びいただけます。