歯がない状態で入れ歯を使用されている場合は、骨吸収が進行していくために入れ歯をしっかり支えるための顎骨が徐々に失われていきます。そして、最終的には総入れ歯の調整によって咬合を安定させることが困難な状態になるため、しっかり噛めないまま我慢して入れ歯を使用するしかないという患者さんが多いと思います。
長期に渡り総入れ歯(総義歯)を使用されている患者さんの多くが、
►入れ歯が安定しないためしっかり噛むことができない。
►会話をしているときに外れることがある。
►歯ぐきにあたって痛みを感じる。
►食事の際に食べ物が詰まりやすい。
►骨量が不足しているためインプラント治療ができないと言われた。
►治療費が高いためインプラント治療が受けられない。
上記の理由などで、さまざまな悩みをお持ちになっていると思います。以上のような悩みを持つ患者さんに最適な治療がオーバーデンチャーです。
オーバーデンチャーによるインプラント治療とは、失ってしまった顎骨の代わりに2~4本のインプラントを埋入して、入れ歯をしっかり安定させることができます。
このオーバーデンチャーは最少2本のインプラントで固定する治療なので患者さんの治療費の負担がすくなくなります。また埋入するインプラントの本数も少ないため低侵襲の治療ができ身体的負担を軽減できるインプラント治療です。
►総義歯がインプラントで強固に固定されるため、しっかり噛めるようになります。
►最少2本のインプラントで全顎を支えることができるため、治療費が抑えられます。
►患者さんが自由に取り外しできるためメインテナンスが非常に簡便です。
►大きな外科手術を必要としないため全身的な負担も少ない治療法です。
オーバーデンチャーには、以上のようなメリットがあります。