私達は、インフォームド・コンセントを重視し、まず患者様の訴えによく耳を傾けることから治療がスタートすると考えています。
また、被爆量の少ないデジタルレントゲンの導入をはじめ、可能な限り侵襲の少ない治療を目指し、「削らない・抜かない」歯科治療を心がけています。
また歯科医療が、これまでの「発症後の外科的な治療」から「発症前の内科的な治療」へシフトしつつあると考え、予防・管理の視点から虫歯リスクテスト・メインテナンス・PMTC・歯周内科治療に力を注いでいます。
次世代の歯科医療を見据え、現在、家庭医のスタンダードになりつつある予防歯科・インプラント・再生療法・審美歯科・ホワイトニング等の技術は元より、口腔が姿勢・心理・睡眠・呼吸・内分泌系・自立神経系等、全身に多大な影響を及ぼす器官であると捉え診療に当っています。
むし歯や歯周病等の口腔内微生物を原因とした疾患は、現在においても管理可能な疾患であると考えています。
それらが克服された後に、咬合治療に代表されるような高次の口腔機能の回復が、次の時代の歯科医療の仕事になると私達は考えています。