あそう歯科クリニックでは全人的医療(ホリスティック)な考えを取り入れ、皆様の健康(健口)の維持、増進について共に歩んでいきたいと思っております。
お口の中の病気を治すためにその歯だけを見るのではなく、全人的医療の観点から患者さんとの対話を通してお互いに理解し合った結果として、目標とする健康回復とその維持が可能になると考えております。
先端に136万画素CCDカメラとLED照明装置が内蔵されたワイヤレスの口腔内カメラ(写真下)です。
撮影した画像はその場で診療台に設置したモニターに無線で伝送して映し出せるとともに、カメラ内部のメモリーに保存されるので、治療の経過や治療前後の比較などの確認にも使えます。
拡大や反転などの操作をしながらお口の中の状態を判り易くご説明し、治療方法を相談しながら進めることが出来ます。
麻酔液を極細の注射針でコンピューター制御によりゆっくりと注入するため、ストレス・痛みがありません。
麻酔液は体温と同温に温める装置によって、より痛みを感じない注入が可能になります。
その他にも痛みを和らげる配慮として、表面麻酔や、おだやかな気分になる笑気ガス麻酔器をスタンバイしてあります。
また、治療中には写真のようなぬいぐるみを持っていただき、痛みを感じたらそのお腹を押すと音でドクターに知らせることが出来ます。
殺菌水とは、殺菌済みの水というだけでなく、除菌、殺菌効果を持つ水です。当院内で生成して治療や口腔内洗浄に使用しています。
殺菌水の特徴は、今までの除菌水では出来なかったタンパクを分解、洗浄しながら除菌を同時に行うことが出来る点にあります。
タンパク分解の際の産生物質により、それ自身が次亜塩素イオンから次亜塩素酸に形を変え、結果として強力な除菌水に変化していくところに大きな特徴があります。
また、この次亜塩素酸は人体に元来備わっている除菌成分と同じです。人間の体内で白血球(好中球)が細菌を殺す過程において主に作用しているのは次亜塩素酸と言われていることからも、次亜塩素酸を用いた除菌方法は、現時点で除菌力と安全性に最も優れていると考えられます。
歯科において顕著な効果を示す例として、歯周病治療があります。歯周病は歯周病菌による感染で起こる病気で、治療法は色々ありますが、口の中から歯周病菌をどうやって排除していくかがポイントになります。
クリーニング(歯石除去、ポケット洗浄)の際、この殺菌水を使用することにより、効果的に除菌を行うことが可能となりました。
院内に限らずホームケアとして使用することで更に効果が高まります。口臭予防にも威力を発揮します。
つめものやかぶせものを歯に固定(接着)させるときには接着剤(セメント)を用います。神経があるかないか、また神経までの距離が近いかどうか、力のかかりやすい場所であるかなど色々な状況を考慮した上で最も適した接着剤を選択するために多種類のセメントを取り揃えています。
虫歯を削る際に、必要以上に削ることがないよう、細心の注意を払っています。
虫歯で感染した歯質部分だけが青や赤に染まる薬液を使用しながら慎重に削っていきます。
このため、一本の虫歯の治療をするにも多少時間がかかりますが、歯を極力削らないというあそう歯科のモットーに準じ、「削る⇒染める⇒洗い流す」 という一連の作業を何度も繰り返しながら一本の歯の治療を行なっております。