銀座7丁目デンタルオフィスホームページ【中央区】

ドクター紹介

院長プロフィール

院長 塩野 浩之

大阪出身 日本歯科大学歯学部 卒業

出身は大阪の堺。
実家は明治から続く老舗の歯科医院。
大阪歯科大学を設立することになった医師たちもこの院で学んだという、大阪歯科医師界の草分け的存在。

歯科医を目指すまでは大阪で飲食業に就いていたが、歯科医になろうと決め、日本歯科大学に入学するために上京。
青山、麻布、代官山などでバーテンダーのアルバイトをしながら大学に通う。

国家試験合格後、神奈川県で勤務医として修業。
その後、32歳のときに銀座7丁目デンタルオフィスの院長に就任。開業5年目。

院長あいさつ

銀座を代表する高級トレンドショップ「バーニー・ズニューヨーク」の斜め前…
というより、銀座7丁目のランドマーク、お店の皆さんが出勤前にドリンクを買いに来たりする「石井薬局2階の歯科」と覚えてください。

僕は、歯科医になる前、大阪でサービス業をしていました。
日本歯科大学入学のために東京に来てからも、いろいろな人と触れ合いたくて、夜はアルバイトでバーテンダーをしていました。

歯医者の家で育ちましたから、歯医者さんだけの世界ではなく、いろんな方とお付き合いするのが好きなんです。

青山、代官山、麻布などで12~13軒のお店で働きましたけれど、銀座だけは敷居が高くて、怖かったんです。
他の地域は、お客様との会話を楽しむことができたのですが、銀座は別格。未知の世界。

そうした憧れがあって、「いつか開業するなら東京の中心、銀座で。銀座で認められるような大人になりたい」、というのが夢でした。

卒業後、歯科医師としての研修は、横須賀のほうの病院でお世話になりました。
かなり厳しい先生で、しっかりと技術を身につけることができたと思います。
歯科医として出遅れた分、早く経験を積んで独立したくて頑張りました。
そして、研修が終わって、すぐに前院長からこの銀座7丁目デンタルオフィスを引き継いだのです。

この銀座7丁目クリニックの前院長は、僕が西麻布で働いていた頃の、お店のお客さんだったんです。僕の何かがいいと思ってくださったのか、「やりたいんだったら」って、譲ってくださったのです。

それが32歳のときでした。
最初は銀座のことがよくわからないのに、とにかく「銀座」でクリニックをやりたい、という一心で始めてしまったのです。
銀座7丁目がどういうところかというのは、知ってはいたのですが、とにかく大変でした。
患者さんなんてひとりも来ない。
「ここは治療費が高い。1本治すのに20万円かかる」って思われていたからです。

「保険診療でやります」っていうパンフレットを自分でつくって、100軒くらい飛び込みで営業をしたんですよ。
患者さんがまったくいなかった間は、ひたすら営業でしたよ。時間だけはありましたからね、
一回行ってダメなら、もう一回行くって感じで。いくら待っていても、だれも来ないですから。

それでも半年くらい、誰も来なくて…「もう、つぶれる」って思ったときに、ひとり2人と来てくれたのです。50~60代の向けの商品を扱っているアパレルにお勤めの方でした。
普通の虫歯の治療に来られて、もちろん保険診療です。
何度もチラシを持っていって、「来てください」とお願いしていたのですが、なかなか来てくれなかった方でした。

そこからは紹介だけで今日まで皆さんに来ていただいています。
紹介だけでここまで来られましたから、来ていただいた患者さんを大切にしたい。
銀座の皆さんに食べさせてもらっているのだから、地域貢献をしたいと思っています。

銀座は腕自慢の人が多いので、最初は「生意気だ」って言われましたよ。
もう何年もやっていて、「銀座で一旗揚げよう」と思って来る方も多い。「50代になって店を持てれば」と言われているところなんですから。

僕は、銀座では経営者としてもまったく若過ぎます。
だから逆に、甘えてもいい年齢でしたから、「すみません、勉強させてください」と言えたのです。
「僕に治療させていただけませんか」とお願いできたのが、武器でした。
40代になっていたら、そこまで言ってしまったら、「経験ないのかな」と思われてしまいますものね。

歯科医としては、あんまりきれいなキャリアとはいえないけれど、今は僕のような人間のほうが、かえってこの街に合っているんじゃないかって思います。
歯医者も接客業なんですよ。
寄り道して、バーテンダーをしていたから、お客様に気を遣う仕事をしてきたから、それがプラスになっていますね。

銀座では、60歳になったとき、どういう顔しているかが勝負だと思うのです。
銀座はカッコいい60代の人が多いんですよ、稼ぐし、ダンディだし。
最終的に、そういう人たちが、患者さんで来てくれるようになったら、地域に密着した歯科として本物になれたのだと思います。

そうなるために、今はとにかく地域に密着して、がんばっていきたいと思っています。

患者さんへのメッセージ

銀座で働いている人が大好きです。

自分も飲食店で働いていたから、この界隈で働く人たちの生活のリズムがよくわかるんです。

僕が渋谷で働いていたとき、お店の料理長が歯周病で歯を失ったんです。
あるときから入れ歯になったのですが、それから、味がわからなくなってしまった。
試食しても、温かいのか、冷たいのかもわからない。それですごく苦労しているのを見てきました。

かなり有名店のベテラン板前さんが、保険診療の入れ歯をつくりに来られたこともあります。
噛めるようになったと喜んでおられましたが、本当はこうした方たちにこそ、予防が大事なんです。

接客業の女の子たちも同じです。
美容院や着る物にお金がかかるし、予防歯科に対する意識もそんなに高くない。しかも、彼女たちの生活パターンは、一般の人より歯をダメにするリスクが高い。
それに、やっぱり女の子だから、少しでもキレイにしてあげたいし、それが将来、自分の歯を守っていくことにつながるのです。

今のままでは、将来、歯や歯ぐきがどうなってしまうのか、予想ができてしまいます。
もう、ここで止めてあげたい。何とかしてあげたい。

この界隈で働く人のお口のトラブルの改善、予防に何とか貢献させていただきたい。
銀座6、7、8丁目界隈の虫歯と歯周病の数を減らすことが、今の僕の目標です。

基本情報

銀座7丁目デンタルオフィス
院長塩野 浩之

104-0061
東京都中央区銀座7-6-2 石井ビル2F

03-3571-6110

03-3571-6114

診療科目
一般歯科、審美歯科、予防歯科
休診日
土曜日、日曜日、祝日
アクセス方法
地下鉄銀座線・日比谷線・丸ノ内線 銀座駅
B3出口より西五番街通りを新橋方向へ徒歩5分。
バーニーズ ニューヨーク銀座店斜め向かい、石井薬局の2階。

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