谷本 幸司 たにもと こうじ 52歳
1961年 広島県生まれ
1987年 日本大学歯学部卒
千代田区神田錦町「一ツ橋歯科クリニック」勤務
1988年 国際デンタルアカデミー(IDA)局部補綴スペシャリティコース卒業
1991年 中央区新川に「谷本歯科クリニック」開業
1996年 インプラント治療開始
2004年 現在地に移転「デンタルオフィス谷本」開設
1998~2002年 臨床歯科を語る会実行委員
2001年4月~2003年3月 中央区京橋歯科医師会 広報委員会副委員長 学術委員会委員
2003年4月~2006年3月 中央区京橋歯科医師会理事
包括歯科医療研究会会員
臨床歯科を語る会会員
日本顕微鏡歯科学会会員
日本顎咬合学会認定医
聖路加国際病院登録医
血液型 B型
趣味 海釣り 料理
女の子2人(14歳 16歳)の父親です
論 文
■「Eichner B3症例に自然挺出を用いた一例」
補綴臨床1997.5月号
■「レセコンのデーターをMacに読み込ませる」
補綴臨床1997.7月号
■「トラブルに備えた設計と発生時の対応」
歯科技工別冊2000パーシャルデンチャー製作のための設計/構造
■「X線写真を一般技工に生かす」
歯科技工2002.10月号
■「コンセプトある歯科医院作り」
歯界展望2004.12月号
■実力アップセミナー「テンポラリークラウン1・2・3」
補綴臨床2005.5月~9月号連載
■「診療システムの転換を目指した移転開業Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」
日本歯科評論2005.7月8月10月号連載
■力の集中が疑われる症例への取り組みを通して
予後不安な歯をあえて保存する意義
日本歯科評論2010.7月号
■パートナーへの応援歌「歯科医院でも仕込みが大切!?」
デンタルハイジーン2012.11月号
■矯正用ボンディングベースによる固定装置の製作法と臨床
日本歯科評論2012.8月号
日本顎咬合学会学会誌かみ合わせの科学 2013.4月
■GPこそマイクロスコープを!
歯界展望2013.1月2月3月10月号連載中
私にとっての歯科医療
私は祖父母が歯科医、父親が外科医という環境で育ちました。子供の頃から医療は身近な存在でしたが、そんななかでも、父が仕事をしている様子を見ているのが、とても好きでした。
患者さんとよく話をし、心配をし、説明をし、信頼関係を築いているのがよくわかったからです。
いつしかそれは、自分の目指す最も基本的なスタンスになっていきました。
また、スタディグループからも大きな影響を受けました。歯科という学問がいかに未成熟なものであるかということがわかり、技術の限界を知り、常に控えめに処置を考えていくことの大切さを学びました。
虫歯や歯周病には原因があり、治療だけ行っても何の解決にもならないことも学びました。歯科疾患は患者さんの生活や健康観と密接に結びついていることが多いのです。
口の中や虫歯だけを見るのではなく、患者さんとのかかわりあいの中から、少しでも生活習慣や、健康観にアプローチし、患者さんが自分自身でも疾患の改善に取り組んでいければよいと思います。