2007年に小田急相模原駅至近の現住所に開業。以来、お口の健康に問題をかかえる患者さま、そして地域の皆さまに貢献する歯科医院を目指してきました。
私が医科医師になりたてのころに比べれば、いまは一人ひとりの患者さまに費やせる時間やケアの方法は各段に豊富になっています。だからこそ、各患者さまと私がよいコミュニケーションを重ねることで、最善の、そして長持ちするお口の健康を、ともに保っていきたいと思っています。そのために私が心がけていることなどをお話しします。
私が第一に心がけているのは、徹底的に患者さまと話し合うこと。もっといえば、その本音を引き出すことです。
歯医者に対して怖いイメージを持つ方が多いのか(笑)、どうしても上辺だけの話になったり、曖昧な内容に終始したり…。
でも、歯医者は患者さまのお口の中を見ただけで、その方の暮らしぶりがわかってしまうほどのプロなんですよ。それに加えて、ご自身の言葉で本音をうかがえば、進む道が早く、はっきりわかるのです。
だから、患者さまの普段の暮らしや歯の治療をどうしたいのかといったことを、本心からの話としてうかがったうえで、普段の食べ物や飲み物、ブラッシングの指導などを行います。
また、多忙で時間のない方なら、どうやって時間をつくって来院していただくかを話し合うことで、先の治療のメドが立ちます。
そうやって患者さまと突っ込んだ話をすることで、本当にその方のためになる、有効な治療法が見つかることが多いというのが、私が経験上得たひとつの確信です。
ですから、私の本心としては、患者さま一人ひとりが友だちであるくらいの気持ちで接し、お互いに本音トークをすることでいい治療を目指していきたいと思っています。
数十年前に比べたら、いまは機器も薬も発達しています。また、歯医者自身も技術向上に努めていることから、治療の際の痛みは半減しているといえます。
ただ、それでも歯医者が苦手、あるいは嫌いという方は減ってはいないようで、歯の痛みを抱えながらもギリギリまで歯科医院へ行くのを我慢するという方がいるのも現実です。
しかし、そうした歯医者嫌いな方こそ、トラブル治療だけでなく、定期的なメンテナンスのために歯医者に通い、お口の健康を維持していただきたいのです。
そうすれば、「痛い思い」→「怖い歯医者通い」というサイクルがなくなるのですから。
そんな歯医者嫌いの方に、少しでも歯医者を好きになってもらえるように、私は「痛くない治療」「必要以上に削らない治療」を心がけています。
もちろん、歯医者が嫌いでも、ちゃんと通ってきてくださる患者さんもいます。そういう方も含め、当院のすべての患者さまを大切に思っているのはいうまでもありません。