
口腔内は全身の健康状態が現れ易い場所です。虫歯の治療が成功してもその他の重篤な疾患を見落としては意味がありません。
又、近年歯周病と全身疾患、特に糖尿病との関係が少しずつ解ってきました。顎のずれと骨盤の関係、体の歪み等についても考えて治療を進めていきます。

あたり前な事ですが、何時でも、何処でも、誰にでも優しい丁寧な治療を提供いたします。
常に患者様の口腔内を自分の口腔内に置き替えて考え、適切で快い治療を行っていきます。 又、納得頂けるまで丁寧で詳しいご説明をしていきます。

EBM【エビデンス・ベイスド・メディスィン】(科学的医学根拠)に基き、常に確実で最新の情報を取り入れインフォームドコンセント(説明と同意)により治療を進めて行きます。
さらにMI【ミニマムインターベンション】(最小限の介入)に心掛け、例えば歯を削らないで治療を行う等最新の治療を提供いたします。

日本人成人の80~90%が罹患していると言われる歯周病。なかなか病状が認識し難く、気になってきた時にはかなり進行している事が良くあります。
初期症状として歯の周りの歯肉の炎症(赤くなったり、腫れたり)が見られ、進行すると歯を支える骨の吸収を引き起こし、歯の動揺が見られ、ついには歯が抜け落ちてしまいます。虫歯と共に大きな歯牙喪失原因です。
近年、歯周病と心臓疾患あるいは低体重児等との関わりが判明し、さらに糖尿病との関係も研究が進んできました。歯周病は適切な治療を行えば治る病気です。
但し、他の慢性の疾患と同様に再発防止の為のメインテナンスが重要です。専門的な歯周病治療と専門的なPMTC【プロフェショナン・メカニカル・トゥース・クリーニング】等のメインテナンスを行っていきます

近年の虫歯の研究(カリオロジー)により、初期の虫歯,CO【カリエス・オブザベーション】は、フッ素の適用により再石灰化をし、元の健康な歯を取り戻す事が出来る事が判りました。
COとは、観察が必要な虫歯【カリエス・オブザベーション】の意味で、歯の表面が脱灰により白濁(白く濁った色)した状態で、まだ症状もなく穴もあいていないものです。特に乳歯や萠出したばかりの永久歯等は虫歯になり易いので予防に重点をおき、定期検診による初期う蝕の早期発見と治療を行う事が大切です。
又、加齢による歯根部が露出した所も虫歯になり易い所です。この部分の虫歯が進行すると(特に被せ物がしてある歯)、歯牙が破折し、歯の喪失の大きな原因の一つです。
その他、今話題のカリソルブによる治療や、3Mix療法等も行っております。下記の最新治療も行っております。担当医にご相談下さい。
| カリソルブ | スエーデンで開発された新しい治療法です。虫歯だけを選択的に溶かす為、健康な歯を削る必要がありません。 |
|---|---|
| 3Mix-MP法 | 新潟大学星野悦郎教授が開発した3Mixという薬剤を仙台の宅重豊彦先生が臨床応用したものです。従来なら麻酔をして削ったり、あるいは神経を取ったりしなければならない虫歯も、麻酔をしないでほとんど削らないで治したり、神経を残す事も出来る新しい治療法です。 |