当院は、滅菌に力を入れており、医療器具専用の洗浄器械を導入しております。
滅菌は、小型高圧蒸気滅菌のヨーロッパ基準(EN13060)で、信頼ある規格ClassBに適合した滅菌器を導入しております。
(写真1)ミーレジェットウォッシャー滅菌の基本はタンパク質の洗浄・除去ですが、これを人の手で行うと器具を洗う人の手で行うと、指を怪我をして感染するリスクがあります。そこで、当院では、医療器具の洗浄・消毒器(ウォッシャーディスインフェクター)を導入しています。
医療器具の洗浄用にプログラムされたバイオTDプログラムという洗浄工程で行います。唾液や血液などのタンパク質が固着しないように、最初に低温でタンパク質分解酵素入り洗浄剤も用いて予備洗浄を行います。、最終すすぎの際に水温を93℃まで上昇させて5分間の消毒を行うので高レベルな熱湯消毒が可能です。
(写真2)リサ クラスBオートクレーブ滅菌は、小型高圧蒸気滅菌のヨーロッパ基準(EN13060)で、ClassBに適合した滅菌器を使用しています。クラスBオートクレーブは「あらゆる種類の非滅菌物を安全に滅菌することができる」とされています。
クラスB以外の滅菌器で滅菌パックを使用すると滅菌の確実性は著しく低下します。クラスB滅菌器は、滅菌バックの中や細かい管の中まで滅菌が可能です。
(写真3)DACユニバーサル専用の高圧蒸気滅菌器(DACユニバーサル)でしっかりと滅菌します