予約(急患は除く)
当院は予約制ですので、なるべく予約時間をお守りください。
もし来院できない場合は、なるべく早くお電話でご連絡ください。
保険証
初診や月初めは、必ず保険証を提出してください。
また、保険証が変わった場合は、すみやかに受付けにお申し出ください。
治療についての希望
治療方法などについて、ご希望があれば正確にお伝えください。
診断・治療計画に取り入れていきます。
お願い
歯の病気は、患者さん自信の努力も必要です。
歯科医師と一緒に、がんばっていきましょう。
治療を受ける前の注意
全身疾患のある方、妊娠中の方、薬などを服用中の方は、
必ずその旨をお申し出ください。
治療費
通常、大体の治療は保険で行えます。
ただし、保険は病気をある程度まで治すことが目的であり、
充分な機能回復までは、要求できないことがあります。
当院での説明を参考に、ご自身の意思保険診療か自由診療(自費)かを
お決めください。
予防・早期発見の重要性
歯の治療は、重症になってからでは完全に治せないことが多いので、
当院では、予防および早期発見、早期治療が大切であると考えています。
たとえば、痛みがとれたからといって、勝手に中断すると、後々もっと重症に
なる可能性もあります。がんばって、完治させるまで通院してください。
定期検診のすすめ
治療終了後も、歯を長持ちさせるために、定期検診をおすすめします。
根の治療とは
根の治療とは、歯の神経をとる根の掃除のことです。
具体的には、まず根の中の、炎症を起こしたり、汚染された神経を
器具を使って掃除します。掃除が終了したら、根の中に詰物をして
経過をみて、良好なら土台をたててかぶせ物をします。
治療後の注意
1.治療中は、歯の安静が必要になるため、治療した歯では、
医師の指示があるまで、物をかまないでください。
2.治療後に多少の違和感や軽度の痛みが出ることがあります。
通常これらの違和感や痛みは、時間とともに消えていきます。
ただし、はじめに強い痛みがある場合、痛みが何日も変わらない場合は、
当院までご連絡ください。
3.根の治療中は、予約を守ってください。予約を延ばすと、根の感染のリスクが
高まるので、ご注意ください。
4.痛みがなくても、治療が終わるまで、必ず通院してください。
途中で治療をやめてしまうと、根の治療を繰り返すことになるので、
ご注意ください。
治療後の異常原因
当院は、電気測定器を使って、できる限り正確に掃除していますが、
根(神経)はとても複雑なため、処置後の痛みが、いくつかの原因で
出る場合があります。
麻酔
麻酔が効いている間に飲食をすると、唇や舌、ホホの内側を誤って
かんだり、ヤケドをすることがありますので、麻酔効果がなくなってから
飲食してください(通常1~3時間)。
止血
今日・明日は、抜歯部位をゆすがないでください。
出血や抜歯後の痛みの原因となります。
また、ガーゼは、5分ほど強めにかんでください。それでも出血する場合は、
再度ガーゼを強めに10~20分ほどかんでください。通常はこれで止血できます。
ただし、それでも血が止まらないようでしたら、当院までご連絡ください。
疼痛
1~3時間して、麻酔の効果がなくなると痛みを感じます。
通常は、時間の経過とともに症状は消えていきます。
もし、痛みが3、4日変わらない場合、抜歯後異常も疑われ
ますので、当院までご連絡ください。
はれ
抜歯後3~4日は、ある程度はれることがあります。
通常は、反応性のはれなので心配いりません。
また、抜歯後当日、患部に冷却シートなどを当てて
冷やすことで、はれを軽減できます。
皮下出血
まれに、皮膚が内出血で、茶色に変色することがあります。
通常1~2週間で消えていきますので、心配はいりません。
食事
抜歯後1~2週間は、傷が治るまで食べ物を反対側でかんでください。
また、刺激物は避け、栄養価の高いものを充分食べるようにしてください。
薬
薬の効果を高めるために、指示とおりに服用してください。
過去に薬を服用して異常があった方、薬を服用中の方は
その旨をはじめにお申し出ください。
また、服用後、気分が悪いなど、なんらかの副作用がでた
場合は、服用を中止し、ご連絡ください。
その他の禁止事項
長時間の入浴、激しい運動、飲酒、タバコなどは、当日は避けてください。
料金(消費税別)
専用トレー代として、片アゴ3万円、両アゴ6万円。
薬品代(1.2ml シリンジ×12本 14日分)として1万円。
適応症
加齢による歯の変色(黄ばみなど)、タバコ・コーヒー・お茶などによる変色、
全身疾患由来による変色、色素生成細菌による変色など。
原理
薬品内の過酸化尿素が、唾液との接触や体温により分解され、
エナメル間質を通って、象牙質の色を強力に酸化し漂白します。
用法・用量
専用トレーに、1.2ml シリンジの約半分を前歯相当部に注入し、
1日1回 最長2時間まで装着します。約2週間程度で、歯が白く
漂白されます。
使用上の注意
就寝中、専用トレーの装着はおやめください。
また、前歯以外は使用しないでください。
その他詳しい使用方法は、使用説明書をご覧ください。
診査・診断・トレー作製
口腔内診査で適応症かどうか、また、色のガイドを使って
歯の色の診査を行います。適応症であれば、専用トレーを
つくるための歯型をとります。次に、歯型を元につくられて
きた専用トレーを、お口に合うように試適調整します。
原因
むし歯は主に、歯の汚れの中にいる細菌(ミュータンス菌など)が
つくり出した酸によって、歯の表面が溶かされる病気です。
なりやすさ
むし歯のなりやすさは、歯の質、歯の汚れの中にいる細菌群、
唾液量、唾液の酸中和力などによって、個人差があります。
予防
定期検診で、高濃度のフッ素を定期的に塗布することで、
歯の表面がハイドロアパタイトから、フルアパタイトに強化
されるため、歯の質が向上し、虫歯になりずらくなります。
どのくらい予防効果があるかというと、年に2回フッ素を塗布
することで、むし歯になる確立が、半分になるというデータが
あります。
その他の予防
当院では、高濃度フッ素塗布の他、定期検診時に
むし歯のチェック、歯みがき指導、歯の汚れ落とし
などを行います。
頻度
定期検診は、むし歯の予防、早期発見、早期治療に
大変有効です。年に2回の定期検診をおすすめします。
治療後の注意
1.麻酔をした方は、しびれ感がとれるまで、飲食は控えてください。
麻酔が効いている間に飲食をすると、唇や舌、ホホの内側を誤って
かんだり、ヤケドをすることがありますので、麻酔効果がなくなってから
(しびれ感がなくなってから)飲食してください。通常1~3時間で、
しびれ感はなくなります。
2.神経がある歯の場合、金属が入るまで、一時的にある程度しみる
ようになります。ただし、何もしなくても痛みがでたり、症状がひどい
場合は、ご連絡ください。
3.仮の白い詰物が、削ったところに入っています。詰物が高かったり、
とれて気になるようでしたら、ご連絡ください。
4.食事は、削った歯ではなるべくかまず、反対側の歯でかむように
してください。削ったほうでかむと、仮の詰物がとれたり、過度の
刺激で痛みなどが出る場合があります。
5.次回 かぶせ物(金属など)が入りますので、予約を取って、ご来院
ください。ただし、かぶせ物が合わない場合は、再度歯型をとる場合も
ありますので、あらかじめご了承ください。
違和感
慣れるまでは、歯が少し締め付けられるような感じがする場合があります。
また、かんで少し痛い感じがする場合も、一時的なことが多いので、
様子を見てください。ただし、症状が強い場合はご連絡ください。
歯がしみる場合
金属自体は、温度を良く伝える物質であり、その上、削った刺激で
神経が過敏になっているため、はじめはしみることがよくあります。
通常は、1ヶ月以内には、こういった症状は消えて気にならなくなります。
ただし、何もしなくても痛みがでたり、症状がひどい場合はご連絡ください。
食事
セメントが固まるまで、1時間ていどは、食事を控えてください。
また、はじめのうちは、神経が過敏なため、刺激の強いものや
硬いものは避けてください。
はじめに
1.義歯は人によって形が違います。そのため、痛みがなくなるまで
何回か調整が必要な場合があります。痛みが気になるようでしたら、
お早めにご連絡ください。
2.最初はやわらかいものを、ゆっくりかむようにしてください。慣れてきたら、
段々と硬いものを食べるようにしてください。
3.違和感、発音障害、気分が悪いときなどは、一時的なもので
義歯に慣れるとなくなる場合が多いので、様子を見てください。
ただし、症状が強い場合はご連絡ください。
取り扱い
1.義歯は、乾燥すると変形します。長時間はずすときは、
水に浸しておくか、ぬれたガーゼでおおってください。
2.毎食後、義歯を外して洗ってください。
3.義歯のとりはずしは、手で丁寧に行ってください。
最初は、鏡を見ながらとりはずしの練習をしてください。
4.寝るときは、はずしたあとに、義歯洗浄液につけておいてください。
※歯科医の指示で、寝るときもつけている場合もあります。
5.義歯は熱に弱いので、熱湯をかけないよう注意してください。
6.自分で義歯を調整しないでください。合わなくなり、痛みや違和感
を引き起こす原因となります。
リハビリ
食事の練習は、片側だけでなく、左右の奥歯でかむようにしてください。
なお、義歯、前歯ではかめないようにできていますので、前歯では
かまないようにご注意ください。
定期検診のすすめ
歯ぐきがやせたり、義歯がすり減ってくるので、半年に1回は、
定期検診のため、ご来院ください。
治療用仮歯とは?
歯周病・かみ合わせ病・審美歯科などの治療目的で、歯を削って
仮歯をかぶせ、かみ合わせや見た目を改善する装置です。
1.歯周病では、かみ合わせを改善し、夜間の食いしばりの力を
少なくしたり、仮歯で歯を固定することで、外力による歯周組織
の炎症を軽減する目的で使われます。
※歯周外科手術をした方は、歯肉が下がるので、見た目を
改善するために、2回目の治療用仮歯が必要となる場合があります。
2.かみ合わせ病の改善目的では、マウスピースと治療用仮歯のどちらか、
または両方必要な場合があります。
3.審美歯科では、仮歯を使い、最終的に歯にかぶせるものの
形などを検討していきます。
注意
1.治療用仮歯で、かみ合わせを改善した場合、最低4ヶ月以上の
観察期間が必要です。理由は、顎関節の位置、かむ筋肉の力の
方向が変わるため、脳がかむ位置(下顎位)を覚えて、正しいかみ合わせ
運動を決定するまでに、一定期間の経過観察や修正が必要なためです。
2.治療用仮歯は、保険外診療となります。