従来のインプラント法では、ドリルで骨を削り、そこにインプラント(人工歯根)を
入れていました。
しかし、従来法の場合、骨の幅が狭いと、骨移植や骨造成と呼ばれる治療が
必要になることもあり、インプラントを埋める部分以外に痛みが発生するなど
患者さんの負担が大きくなることがありました。
大口式インプラント法では、はじめに骨表面に、わずか0.5mmほどの小さなバーで
穴をあけ、その穴を専用器具を使って少しずつ広げ、インプラントを入れていきます。
この方法の場合、骨を削る量が従来よりも少ないため、
術中の出血や痛みや術後のはれが少ない特徴があります。
また、大口式インプラントでは、ドリルで骨を削るときの不快な音や振動も少なく、
快適に治療が受けられます。