口臭測定器や、消臭キャンディーなど街頭で良く見かけますよね。
近年は、口臭に対する意識は年々高まってきてきており、口臭に対するエチケットは最低限のマナーとなってきました。
しかし日本では、口臭は法的に病気として認められてはいないので、口臭治療に対して積極的な病院が少ないのが現状です。
口臭の原因は多種に渡り、潔癖症、神経質など精神的な要因もありますが、歯周病等の歯科疾患による物が大半だと言われています。
虫歯や歯周病等があると、細菌のたまりやすくそこから口臭が発生します。
同じ理由で歯並びが悪い人は、歯磨きが難しく口臭の原因を作ることになります。
口臭が気になったらまず原因を突き止める事が重要です。
原因を明確にし絶つ事で、口臭のみならず、精神的な安定を求める事が出来ます。
■口臭の種類
・生理的口臭
起床時、老人性など生活的要因
・食物口臭
にんにくやアルコール等の食べ物が要因
・他臭
歯周病、唾液や呼吸気管など
口腔内外の要因
・自臭
自分だけが感じる口臭
虫歯が出来たり歯ぐきが腫れたりして仕方なく歯医者さんに行く方がほとんどだと思います。
歯医者では、その都度歯を削ったり詰め物したりと治療を施していきます。
しかし、痛みがあるから歯医者に行くのでは、症状も進んでいますし、その場で完治してもそれは一過性の治療にすぎません。
欧米では、歯医者とは治療する所ではなく「歯をクリーニングする所」という認識がありますが、日本ではまだまだ浸透してはいない現状です。
当院では患者様のお口の健康を守ることを最も重要に考えております。
定期的に検診を行い、虫歯になる前に早期発見をし確実に対処をして行きます。
PMTCは効果的な予防歯科です。
PMTCとは
Professional⇒歯科医師・歯科衛生士により
Mechanical⇒専用の器具を使用して
Tooth⇒歯を
Cleaning⇒清掃
専門的な歯のクリーニング方法です。
PMTCは患者さんの口の中の状態や症状によって、専門家(歯科医師・歯科衛生士)の判断のもとに行なわれます。
定期健診で患者さんの健康サポートとして行うのはもちろんですが、治療中でバイオフィルムがうまく取れない場合なども、口の中の状態によってPMTCは行われます。
人の歯の表面は、エナメル質でおおわれています。
エナメル質は人体の中でもっともかたいところですが、虫歯になると溶けてしまいます。
フッ素はこのエナメル質(ハイドロキシアパタイト)に取り込まれるとフルオロアパタイトという虫歯に強い(溶けにくい)物質に変えることができます。
また成熟していない形成期の歯に対しては、より結晶性の高いハイドロキシアパタイトを生成して虫歯に強い歯をつくります。
また自然治癒が可能な初期の虫歯の場合、フッ素を塗ることで治癒を助けることが出来ます。
ただし、フッ素を塗ったからといって虫歯にならないというわけではありません。
フッ素は虫歯予防の特効薬というわけではなく、予防手段の一つにすぎません。
虫歯予防の基本は食生活、生活習慣に気をつけることが重要です。