私たち歯科医師が行うお口の中の修復・補綴治療ゴールには
の4要素を合わせ持つことが必要とされています(Frank M. Spear, John C. Kois)。当院ではこの治療ゴールを目指すために、ただ単に患者さまが気になっている歯だけを診るのではなく、かみ合わせや顎関節などを含めたお口の中全体を診るよう常に心がけております。
さらに近年では写真のように歯周病が心臓・血管系疾患、呼吸器系疾患、糖尿病など全身疾患にも大きく関与することが分かってきておりますので、それらを視野に入れ、必要に応じて内科医と連携し全身的な管理をお勧めしております。
上記の主幹治療コンセプトのもと、お口の中に関してはさらに4つの治療コンセプトを持っております。
(1)Minimal Intervention Dentistry(治療は最小限の侵襲で)
出きる限り歯を削らない、できるだけ神経を取らない、を目指します。
それには早期発見早期治療、そして予防が大切です。
(2)Evidence-Based Dentistry(学術的根拠に則った治療を)
当院で行う全ての治療は学会で出された結果、証拠(evidence)に則り、ある少数派の化学的根拠の無い治療法や学会で認められていない治療法は行いません。
(3)A Heartfelt Approach(良心的治療を)
費用はあくまでも良心的で、患者さまを私たちの家族と考え心を込めて治療させていただきます。
(4)Informed Consent(徹底したコンサルテーション)
治療内容や治療計画、費用については、じっくり時間をお取りして納得のいくまでご説明します。