虫歯はどうしてできるのですか? | 虫歯は細菌によって作られます。 歯面に付着した白いものをプラーク(歯垢)と言いますが、これは細菌の塊です。 わずか1ミリグラムのプラークの中に2億匹もの細菌が存在しています。 これらの細菌は、食べかすの中の糖質を栄養として生きています。 細菌が糖質を分解する時に酸を出します。 この酸が歯の表面のエナメル質を溶かしてしまい、歯の中に細菌が入り込んでしまった状態が虫歯です。 |
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虫歯の治療はどのようにおこなわれるのですか? | 虫歯は、風邪や腹痛と違って、自然治癒力で、いつのまにか治ってしまったという事は期待できません。 虫歯の治療方法は虫歯の進行程度によって違いがあります。 虫歯は初期のうちに発見すれば、治療も簡単です。定期的な検診を心掛けて、虫歯の予防、早期発見で御自分の歯を大切にしましょう。 |
歯が冷たいものにしみるのですが? | 歯の状態はどうなっていますか? 虫歯が全くなくて、しみているのであれば、いわゆる知覚過敏といわれる状態になっていることが考えられます。 これは、歯の根っこが露出してくることによって起こります。 健康な状態でお口の中に見える部分の表面は、エナメル質という、とても硬い材質で覆われていますので、しみることはないのですが、露出した根の表面にはエナメル質はありません。 その下の象牙質という材質は、細かい穴があいていて、これが神経につながっているので、温度差や、甘いもの、ブラッシングの刺激などを感じてしまいます。 これを軽減させるためには、表面を合成樹脂などの材料でコーティングしたり、フッ素を塗って歯の表面を硬くしたりします。 また、しみにくくなる薬品を塗ったりすることもあります。 |