当院に通ってくださっている方々の多くは、立地環境もあって、OLさんやサラリーマンの方々です。男性と女性の比率は半々ぐらいだと思います。
もちろん、地元にお住まいの方もいらっしゃって、中には親子3代に渡って診療させていただいているご家族もいらっしゃいます。
当院をご利用いただいている方々は、お付き合いの長いお馴染みさんが中心で、新規の方は、お馴染みさんからのご紹介が多いのも特徴です。
また、いずれにしてもお仕事を持っていらっしゃる方がほとんどで、皆さんお忙しい中、時間をやりくりして通ってくださっているので、私としても何事も出来る限り手際良く、効率良く行い、無駄な時間を過ごさせることのないよう心がけています。
基本的に理系志向で、手に職をつけたいという意識が強く、歯学部に進みました。大学院では、阪大医学部の先生と共同で、歯の再生医療についての研究をしました。今でこそiPS細胞が話題になっていますが、その当時はまだ「歯の再生」「骨の再生」について語っている人はいませんでしたから、15年前から研究を重ねている私は最先端ですね(笑)
そういった研究や経験を通して、治療に用いる材料について詳しく調べるなど、エビデンス主義が身に付いたと思います。また、今でも新たな学説や論文などには目を通すことも少なくなく、基礎研究を常に勉強するようにしています。
また、入れ歯や理工学といったものは、治療そのものというよりマテリアル(治療の材料、手段)のひとつだと考えています。
補綴や入れ歯の向上も大切ですが、もっと大切なことは生体であり、人(患者さん)そのものであり、「どのような治療を行えば、歯の寿命を延ばせるか」ということだと考えています。
治療に当たっては、「患者さんの口は自分の口だ」と考え、「自分がされたらイヤなことはしない」ことを基本にしています。また、当院の範疇を超える治療に関しては、患者さんのためにも無理はせず、専門医院等を紹介しています。
大学病院を退職後、私がまず最初に興味を持ったのは、歯を白く・美しくする「ホワイトニング・審美歯科」という分野です。「ホワイトニング・審美歯科」という分野を知るに至って「この治療は画期的だ!」と思いました。
歯を白くする、美しくする治療は、患者さんの満足度も高く、自分自身も歯科医療が楽しくなっていきました。この審美歯科との出会いは、私にとってとても大きなことだったと思います。
ただ、審美にこだわり、偏りすぎることは自己満足に陥ることにも繋がりかねないと思うに至り、最近では「医療の原点」に立ち返ることを心がけています。
私が考える「医療の原点」とは、「患者さんの主訴を改善すること=患者さんが希望する治療を、患者さんが納得する形で実現すること」にあります。そこの舵取りをしながら、審美治療を含め、自分の持てる技術や経験を最大限生かすことに努めています。
●我慢強く、几帳面な性格です
自分で言うのは少々はばかられますが、何事にも我慢強く、辛抱強い方だと思います。また、几帳面なところもあります(笑)その上で、時間を有効に使うことや、治療を手際良く進めようと心がけています。
月~土は仕事なので、休日は家で過ごし、家族サービスしています(笑)本音を言えば、休みは自分のために使いたい...と思うこともあるのですが、なるべく家族と接するように心がけています。
大盛歯科医院 院長 大盛朝玄
労災指定医療機関
神戸市 妊婦歯科検診指定医療機関
神戸市 40歳歯周病検診指定医療機関
【プロフィール】
平成2年/兵庫県立姫路西高等学校卒業
平成8年/広島大学 歯学部卒業
平成8年/大阪大学 歯学部大学院 口腔治療科専攻
平成12年/同上修了
同年/大阪大学 歯学部附属病院勤務
同年/大阪市内 歯科医院に勤務
(平成13・14年 大阪市立大学 医学部第2内科糖尿病外来にて歯科部門担当)
平成15年/大阪市内歯科医院退職
同年/大盛歯科医院開業