決して白く並びのいい歯にすることだけが、歯科治療・審美歯科治療ではありません。
見せかけのきれいな歯並びや、一時的な美しさを追い求めるがあまりに本来の歯が持つ大事な機能を損なってしまうようなことは絶対に避けなければなりません。
適切な歯周病治療や虫歯治療、その後の噛み合わせのバランスを重視した精度の高い修復治療を正しく行うことがまず大切で、その基礎の上にできるだけその方の個性にあった審美歯科治療を行うべきであると私達は考えます。
そうして行われた歯科治療においては単に美しい歯や健康な歯茎を作るだけではありません。患者さまは美しい笑顔に加え、自信と誇り、人としての尊厳をも手に入れていただくことができます。
私達は基本に忠実な質の高い修復治療を通じ、そうしたゲストの方の人生の質(QOL)の向上に大きく貢献させていただけることにこの上ない喜びを感じております。
・私達はできるだけ歯を削らない、神経を抜かない修復治療を行います。
・私達は病巣を無菌化する時も、できるだけ熱や化学製剤、薬品を使うことなく歯や歯周組織に安全な手法を選択して修復治療を行います。
・私達は精度が高く、ぴったりと隙間なく治療がなされ、虫歯や歯周病の再発を防ぐことができる修復治療を行います。
・私達は噛み合わせにも最大限配慮し、かみ合う反対側の歯に対しても優しい修復治療を行います。
・私達は治療を行う家庭で使用する薬剤、材料はできるだけ安全でアレルギーなどの心配のないものを用い修復治療を行います。
・私達は歯に詰めたりかぶせたりする材料について、からだにやさしいノンメタルのものを用いる修復治療をおすすめいたします。
・私達はからだに負担の大きな手術、外科治療はできるだけ行なわず、それに代わる効果的なほかの手法を選択する修復治療を行います。
・私達はかみ合わせに最大限配慮することにより、顎の関節やからだ全体に負担をかけない修復治療を行います。
虫歯治療においてもっとも大切なことは原因である虫歯菌を取り残しがないようにきちんと削り取ることです。
これが小さな虫歯であれば簡単なのですが、歯の中の神経近くまで進んだ大きなものだと大変です。
通常は繊細な神経を刺激したり傷つけないように少しづつ削るしかないのですが、それでも後々傷みが出てきたり結果として神経を取らないといけなくなることもあります。
また、目に見える虫歯は全て削り取れたように見えても小さな溝の中に潜む顕微鏡レベルの微細な細菌まではとてもじゃないですが「人力」では取りきれません。その上から詰め物をしてしまうとまた虫歯を再発させてしまいます。
このような時、もうこれ以上削ると神経に悪影響が出るといったぎりぎりのところまででストップし、あえて神経近くの虫歯は取り残した上でそれを無菌化することを試みるといった手法が行われ始めました。最近テレビなどでも紹介されております3Mix療法や、最新機器のヒールオゾンを使ったいわば細菌レベルでの虫歯治療などがそれにあたります。
さきた歯科ではそれらの治療方法を取り入れ、患者さまのからだにやさしい自然な歯を大切にした治療をご提案しております。