東歯科医院 東臨床歯周病研究所ホームページ【熊本市/中央区】

来院された皆様へ

よく、「年を取ると歯が悪くなる、歯が抜ける」と思っている方がいらっしゃいますが、これは明らかな間違いであることが分かってきました。
その理由は、自分できれいにしていると思っている口の中に食べかすが残り、その中に色々なバイ菌がだんだん増え(このネバネバ物をプラークと言います)、長い年月をかけて、歯に穴を掘ったり(虫歯)、歯茎が溶けてきたりする(歯槽膿漏=歯周病)ということが分かってきたからです。すなわち「年をとって、あるいは体質で歯が抜けるのではなく、バイ菌がたまっていって歯が抜ける」訳なのです。
そこで、歯が悪くなって抜けるのを防ぐには、どうしたら良いかということですが、要するに<自分で口の状態を清潔にできること、そして、それを毎日続けること>なのです。
今まで自分で清潔にしているつもりでも、自己流のやり方に間違いがあり、歯垢=プラーク(バイ菌がついた食べかすで、ネバネバしていて、うがいぐらいでは取れません)が取れていない部分があるので、その部分が悪くなり現在治療をしたり、ひどい人ではすぐに歯が抜けてしまっているのです。
私たちは悪くなった歯や歯茎の治療を行っていますが、皆様にとって一番大事なことは、治療したところが悪くならないこと(再発しない)と、予防してできれば治療しないでいいようにすることだと思います。
そのためには、口の中の治療はもちろんですが、予防(私たちスタッフによって、特殊な道具を使って、普通ご自分できれいにできない、奥歯の裏側や歯の間を専門的に清掃すること、ご自分の歯ブラシやその他の清掃器具の使い方の癖を直すこと)という意味で定期的に来院されることをおすすめします。
1988年以来、スウェーデンにおいては、20歳までの小児のほとんどと、成人の約8割が定期的な清掃と点検を受けることで、虫歯や歯槽膿漏が、ほとんどなくなりつつあります。これは日本でも可能なことだと信じています。
皆様が入れ歯にならず、一生自分の歯を使い、口の中のことを考えずに、毎日の生活を快適に過ごせるよう、私たちもできるだけのお手伝いをしようと思っています。

基本情報

東歯科医院 東臨床歯周病研究所
院長東 克章

860-0855
熊本県熊本市中央区北千反畑町1-1 東ビル2F

096-343-3357

診療科目
一般歯科、インプラント、審美歯科
休診日
日曜、祝日

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