矯正治療は早く治療をスタートすれば良いわけでも、遅くスタートしても良いわけでもありません。
お勧めするのは、子供のころに検診等で指摘されなくても、一度矯正の専門医に相談してみると良いです。
症状によって、早い時期に治療をしたほうが良いケースもありますし、永久歯がある程度生え揃ってから、ケース別に最適なスタート時期が変わってきます。
成人の場合でも、矯正治療は可能です。最近は、口元への美意識の高いことから審美的に改善することはもちろん、口腔内の予防的な意義から、多くの方が矯正治療を行っています。
また、ご自身の引っ越し、転校などについても考える必要がありますが、当院では矯正治療を強制はしません。
相談は2,000円(税込)ですので、歯並びや噛み合わせが気になる方は、是非一度お気軽に相談にきてください。
「治療方法や装置は、診断で決まります。」
矯正治療では、まず診断をして治療目標を決めます。つぎに目標達成のための計画を立てます。その時に、治療方法や装置を決めます。つまり、治療目標が設定されなければ、治療方法や装置を決めることができません。
矯正装置はいろいろな種類のものが考案されていますが、どのような目的にも使える万能の矯正装置というものはありません。
また、一つの装置だけで矯正治療が終了することもありません。治療計画に従って、それぞれの治療ステップの目標達成に有効と思える装置を順次選んで使用します。
プレート装置
顎を拡げたり、歯を動かしたりします。さまざま色があり、選ぶことができます。
(取り外しのできる装置です。)
エッジワイズ装置
歯並び噛み合わせを治す装置です。
透明なゴムはもちろん、いろいろな色のゴムの組み合わせもできます。
クリアアライナー
見えない矯正装置とも言われ、透明な薄いマウスピースのような装置を付けて歯並びを改善していく矯正装置です。
舌側矯正(裏側矯正)
歯の裏側にブラケットを位置づけ、手前からではブラケットが見えないようにできます。