歯を失う原因の第一位は歯周病です。
歯周病は初期の段階ではあまり症状もなく進行していき、歯ぐきの炎症を起こし歯の周りの骨を溶かし、やがては歯が抜けてしまう怖い病気です。
最近では心臓病、糖尿病との関連が問題視されています。
歯周病は数種類の細菌が関与した細菌感染症で、プラーク(歯垢)が溜まることで、歯周病の進行を招きます。細菌は次第にバイオフィルムという集合体を形成します。
数種類の細菌の集団が集まってコロニーを形成しており、バイオフィルムは強力なバリヤーになっているので、薬も効果がありません。
いったん出来てしまったバイオフィルムは歯磨きでは除去出来ません。
お子さんのうちから、歯の大切さを知ってもらいたいのです。
また、患者様とのコミュニケーションを大切にしております。
『歯医者は怖いものと子供たちは考えています』を前提と考えていきます。
だから極力お子様が怖がらずに、治療が受けられる様に、工夫を致しております。
スタッフとともにお子様とのコミュニケーションのが大事だと考えております。
歯医者を怖いところと考えて欲しくないのです。
口腔外科とはむし歯や歯槽膿漏あるいは入れ歯の治療だけではなく、口の中に発生するいろいろな疾患に対応する診療科です。
また口の中だけにかぎらず、周囲の隣接する組織に起こる疾患、全身疾患と関連のある口のなかに生じる疾患、あるいは有病者(何らかの病気を持っている方)の治療などを行っております。疾患によっては外来での治療にとどまらず、大学病院との連携を行い治療をしております。