よい治療とは、最新の治療法でも、大がかりな治療でもありません。むしろ、シンプルで、患者さんの身体にやさしい治療こそが、本当に求められている治療と言えるでしょう。患者さんの立場で考えられる歯科医なら、安易に神経を取らないし、安易に削りません。特に、「削らない治療」というのは今後の歯科治療でも重要なテーマだと言えます。
削らない歯科治療では、予防、矯正治療、そしてインプラントが3本柱となります。
予防
予防は今ある健康な歯であるバージンティースを守ることと、終わった治療をアフターケアにより維持します。
矯正治療
矯正治療は、不正咬合をキレイな歯並びに改善するだけではなく、歯や歯茎の色や形態を整えることにより、美しい口元を作ります。
インプラント
インプラントは異物を骨に埋め込むため身体にはやさしくない印象を受けますが、実はむやみに健康な歯を削らないで済む分、人にやさしい治療と言えるのです。
治療の途中で歯科医院に行かなくなってしまったことは、多くの方が身に覚えがあるのではないでしょうか?その最大の原因は「痛み」や「苦痛」にあると思います。だから、歯科治療における「痛み」や「苦痛」を最小限にして、ストレスの少ない治療を行うことが最優先させるべきなのです。 KU歯科クリニックは、麻酔針を打つ瞬間のチクッ!をなくす方法や、埋まっている親知らずを抜くときやインプラント治療のときの静脈内沈静法まで、痛みをなくす様々な工夫により、完全無痛治療を目指しています。
これまでの日本の歯科治療では、どうしても1本単位の歯だけを見て治療をスタートしがちでした。しかし、1本1本の歯は、それこそ顔の骨格にまで関係していますから、治療についても顎も含めた口の中全体を見た歯科治療が不可欠になってきます。だからこそ、KU歯科クリニックは、インプラントのみに片寄らずに、包括的歯科治療を行うことが必要だと考えています。
また、患者さんが日々の自己管理の徹底と、定期的な歯科医院でのメンテナンスを行えば、健康な歯で毎日を過ごすことができるはずです。大切なのは患者さんの自己管理へのやる気、モチベーションです。だから、患者さんへの教育、そして啓蒙活動も私たち歯科医によって大切な役割だと考えています。