江戸川区のこの地、小岩にて父が昭和18年11月に開設をいたしました。
当時は現在のように保健医療制度もなく、誰でも簡単に歯科治療を受けられる環境ではありませんでしたが、勤勉な父は朝9時から夜の9時までの診療時間(当時の写真に写っています)真面目に働いて、経済的に困っている方々をも、助けていたようです。
スタッフもいなくて、入れ歯も自分で作りすべて一人でなんでもやる、まさしく省エネの歯科医療の時代でした。
60年以上前の事です。
さて二代目の私は父の後をついで昭和56年より院長となり、もう30年を越えます。
昭和58年には浦安に田村歯科医院の分院を開設いたしました。(当時は浦安病院内で診療しておりました。)デイズニーランド開業の1週間前ですから、こちらも25年を迎えました。
こうして小岩と浦安の地域に溶け込んだ医療に従事してきてまいりました。
特にインプラント治療では、症例数が1,000件以上の実績があり、インプラントについての講演を行ったりしております。
私どもの誇りは、昭和18年以来患者さんとのトラブルや事故が1件も無かったことです。
現在3代目の歯科医師が3名もおりまして、それぞれ大学病院で専門分野の研鑽を積んでおります。
私としては、田村歯科医院を100年続けたいものです。
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