1989年、日本歯科大学東京校卒
大学在学中に、アメリカのミシガン州立大学、カナダのブリティッシュ・コロンビア大学との交換留学生に選抜。
卒業後、東京都武蔵小山の小山台歯科医院に勤務
ここでは院長先生より直に一般歯科を誠実に行う事の大切さを、時には鉄拳を頂きながら学びました。
患者様の目に見えない、特に根管治療を真摯に施す事により良好な予後を保障し、信頼関係を深める大切さを教わりました。
このスパルタ的な教えが歯科医としての基本姿勢を身につけさせてくれたと思っています。
そして、自分でも驚いたのですが、1年半後に院長先生より分院の院長という大役を頂きました。
五反田の分院【昭和歯科医院】にて、院長を７年務める。
この時期、院長をしながら本院の新前歯科医師５人の教育係もしておりました。
院長先生より受け継いだ歯科医療の方法だけではなく、歯科医師とはなにかを伝えたく、どうしても熱く厳しいものとなり、誰もが反発を抱いたでしょう。
しかし診療が終われば地元の居酒屋に皆で繰り出し、楽しい反省会をする日々でした。
平成11年10月 横浜市保土ヶ谷区に武本歯科クリニックを開院。
五反田には約7年勤務した後この医院を譲り受けました。
しかし生まれも育ちも横浜だったので、日に日に、横浜で開業する事を夢見るようになりその思いを抑える事ができず、現在に到ります。
開業場所をここに決めた理由は、間口が一階部分の物件でご老人や身体の不自由な方でも入りやすいという事と、たまたま母親の実家近くで 幼少より慣れしたしんだ土地であったからです。
この地に移ってより、従来の診療に行き詰まりを感じるようになりました。
そこでかつては人工物を生体に埋入するインプラント治療に、否定的な考え持っていましたが色々と勉強していくうちにその処置の確実性と予知性の高さを見出し、研修会、海外講習に出席し習得し、インプラント治療を始めました。
現在ではインプラント治療に人生の生甲斐を強く感じ、より洗練された処置をしていきたいと思っています。
