資格:歯学(矯正)博士、日本矯正歯科学会認定医
所属団体:日本矯正歯科学会、アメリカ矯正歯科学会(AAO)
※院長のブログを公開中!
患者さんが安心して矯正歯科治療を受けられるように、スタッフ一同、患者さんとのコミュニケーションを大切にしています。常に笑顔で気持ちのこもった対応を心がけています。
皆さんはじめまして、アイ矯正歯科クリニック院長の福井一美です。
皆さんは、裏側矯正(リンガルブラケット)というものをご存知でしょうか? この治療法は、矯正装置が人目に触れないように矯正治療を行う、画期的なものです。では、なぜこの治療法が必要なのでしょうか? 私はこれまで、次のような悩みを持ち、治療をあきらめている患者さんに数多く出会ってきました。
歯並びが悪いので治療したいけれど、何年も矯正のための装置を歯につけなければいけないのがいやだ。治療していない時よりも、治療を始めてから、矯正装置が目立って格好が悪い。人目が気になるので職場や学校に行きたくない。
そんな悩みを持った患者さんたちに出会うたびに、私は以下のような考えを強く持つようになりました。
人目を気にして矯正治療をできない人たちの悩みに答えたい。
患者さんの悩みを解消するお手伝いをできるようになりたい。
そのように考えながら長年治療に取り組み、その中で出た結論は
歯の表側に装置をつけるなら、白くて小さな装置(ブラケット)で治療すること
可能であれば、装置(ブラケット)を歯の裏側に隠して見えないようにすること
という2つでした。すなわち見えない矯正治療です。以上、2つの結論にしたがって私たちは、さらなる努力と進歩をとげていきたいと考えています。
患者さんにとって無理がなく、優しい治療。
矯正中でも普通に会話ができ仕事や勉強ができる治療。
いつも笑顔でいられる治療。
これこそが私たちアイ矯正歯科クリニックの願いです。
あなたが矯正治療を受けることを考えた時、どんな医師に治療を受けたいと思いますか?答えは一人一人違うと思いますが、誰もが共通する思いとして「信頼できるお医者さんに治療してもらいたい」と思われることでしょう。では、果たして私は「信頼できるお医者さん」でしょうか?ここまでホームページをお読みいただいて、「アイ矯正歯科クリニック」がどんな歯科医院かお分かりいただけたでしょうか?
仮に医院としての考え方はお分かりいただけても、もう1つ大切なポイントがあると思います。それは「院長の福井一美ってどんな人なの?」ということです。もしこれから自分の悩みを相談したりするとしたら、「全く知らない人」よりも「よく知っている人」のほうがいいですよね。ここに自己紹介をしただけで、完全に理解してもらえたり、信頼してもらえるとは思いませんが、少しでも私がどんな人間なのかを知って安心していただけるように、もう少し詳しく自己紹介をさせていただきたいと思います。
なぜ歯科医への道を進んだか?
私の趣味は、読書と旅行です。
今でこそ歯科医として充実した生活を送っていますが、幼少時代は絵を描くことが大好きで、実は「将来は画家になりたい」と思っていました。
大学進学の際に、なぜ歯科医への道を進んだかというと、ただ漫然と大学に行くのが嫌で、何か確かな技術を身につけたいと思ったからでした。その選択は正しかったと思っています。
裏側矯正(リンガルブラケット)とは、20年前に在籍していた大学で出会いました。今でこそよく耳にする言葉ですが、当時は本当に最先端の治療で、全国でただ一人、私が教わった教授だけが裏側矯正を用いた治療に取り組んでいました。そんな教授の治療を見て、自然に「いつか私も裏側矯正に取り組んでみたい」と思うようになっていました。
その頃も今も、矯正治療というと「若い人がするもの」という考えが根強く、私も例外ではありませんでした。矯正治療とは「子供が大きくなる過程でするもの。大人がするとしてもせいぜい20~30代まで」という固定観念にとらわれていたのです。
そんな私が、10数年前に初めて60代の方(女性で、ある会社の経営者様でした)の治療をさせていただいたときのことは今でも忘れられません。その女性は若い頃から自分の歯並びに悩み続け、60代にして初めて相談に来てくださったのです。それまで上記のように凝り固まった考えをしていた私ですが、「矯正の適応年齢を、歯科医が決めつけてはいけない」ということをその方から教えていただきました。
その方からは『もし自分がもっと若いころに裏側矯正に出会っていたら、もっと早く治したかったですね』と言っていただくことができ、本当に嬉しかったことを覚えています。今でもその方のお孫さんの治療をさせていただくなど、長い間交流させていただくことができ、患者さんとの人のつながりは本当にありがたいものだなと思います。このように、矯正歯科といえども患者さんとの出会いは一期一会。お一人お一人に本当に喜んでいただけるように、日々学習・成長しながら治療に取り組みたいと考えています。
院長経歴
昭和54年3月 神奈川県立横浜翠嵐高等学校卒業
昭和54年4月 鶴見大学歯学部入学
昭和60年8月 鶴見大学歯学部卒業 卒業時 長尾賞授与
昭和60年9月 鶴見大学歯学部診療科助手として勤務開始
平成2年1月 矯正科助教(assistant professor)として研究教育に携わる
平成2年4月 日本矯正歯科学会誌に学位論文
「An analysis of the human symphysial shape profile using a polynomial expression.」を投稿。
アメリカ矯正学会・ヨーロッパ矯正学会にて発表。
歯学(矯正)博士修得
矯正歯科認定医修得
平成2年9月アイ矯正歯科クリニック開業