現状に満足せず、「昨日より今日、今日より明日」というように、もっとよい治療ができるよう努力しています。具体的には、「院長は神様」ではありません。「王様」ではもっと困ります。常に自分の治療に問題がないか、第三者のチェックをフローに組み込むという当院での独自システムを作っています。国家資格を持つ歯科衛生士が歯科医と対等に意見交換し、治療経過に問題がないか二重のチェックをかけているのです。これにより、より安全で確実な治療のご提供につなげております。
毎年インプラントや、矯正、歯周病など多岐にわたり、院長はもちろんスタッフも外部の講習会に参加しております。先日も歯周病の講習会にスタッフと参加して来ました。外部研修はわざわざ都内に出たり面倒なことですが、普段の診療とはまた違う刺激があり多くの情報や技術の習得があります。自分のため、しいては患者さんのためになりますので、今後も引き続き取り組んでいきたいと思います。
当院は厚生省推奨、歯科外来診療環境体制の整備基準をクリアし、数少ない認定の指定を受けている医院で、院内感染予防に力をいれております。
院内感染とは、「院内で細菌、ウイルス、微生物摂取により引き起こされる感染」のことです。たとえば、治療に来た患者さんがかかっている感染症の病気(肺炎など)が院内でほかの患者さんにうつってしまうことです。
当院では、安全・衛生・快適をモットーに院内感染予防として、蒸気の圧力を治療器具にかけることにより高温状態にして菌を殺す「高圧蒸気滅菌器」を導入しております。また、歯の切削時に飛び散る粉塵、バイ菌、異臭を吸引する「口腔外バキューム」を各診療ユニットに備え付け、感染源の元から対処しております。
また、「歯を削る機械は患者さんごとに交換・滅菌をしているのが当然」と思っていませんか?当院は患者さんごとに完全滅菌を古くから導入しております。医院選びにちらっと器具の管理をのぞいてみてはいかがでしょうか。それは自分や家族が診療にかかりたい基準レベルを目標にしています。