●歯科医師を目指したきっかけをお聞かせ下さい
決めたのは大学の学部を選んでいた時ですね。私は日本大学の付属高校に通っていました。大学は文系理系どちらにしようかと考えていたのですが、大学での勉強がそのまま仕事につながるようなことがしたかったのです。その点で理工学部に行こうかなと思っていたのですけれども、何か人の役に立つ仕事をしたいと思っていて、歯学部を選択しました。
●大学に入ってからはいかがでしたか？
他の大学生とは生活がだいぶ違ったと思います。
選択科目が一個もないので、カリキュラムを自分で調整して空きの時間を作ることも難しかったですし、部活も大変でした。
●部活は何をされていたのですか？
柔道部です。大学から始めたのですけれども、初段までとることができました。
練習は厳しかったのでつらいこともありましたが、いい経験でした。
●かなりストイックな大学時代を過ごされたその後、先生は勤務医を経てこうで歯科を立ち上げられたかと思いますが、先生の治療に対する理念をお聞かせ願いますか？
「まぁいいか」という治療はしたくありません。このへんでいいかなと思って治療をすると1年かそこらで悪くなってしまうのでできる限りのことは全力で治療いたします。
それは患者さまのご協力でなされることでもあるので患者様とはコミュニケーションをとるようにしております。あんまり話すのが得意ではないのですが(笑)
最近だと「入れ歯がすごくぴったり合って今まで食べられなかったものが食べられるようになった」と喜んでいただけたことがうれしかったですね。
保険では型を取るのが1回だけしかやらないところが多いのですが、当院では2回型を取って、より合う入れ歯を作るようにしています。
自由診療のものを使えば機能的、審美的にもよりいいものは作れますが、今は保険が適応される治療をご希望される方が多いです。保険適応内では材質などが限られてしまいますが、可能な範囲でなるべくきれいに、ていねいに治療を心がけています。
●そういえば治療室にガチャポンが置いてありましたが、あちらはお子様のためのものですか？
そうですね(笑)
歯医者を嫌がるお子さんもたくさんいらっしゃると思います。なので頑張ったご褒美として治療を終えたお子さんにガチャポンができるコインをあげています。このガチャポンはスタッフの提案で当院に置くことになったのですが、喜んでくれますね。今ではこれを目当てにいらっしゃるお子さんも多いです。
●工夫されて患者様に喜んでもらっているのですね。
診療時間も平日だけでなく土曜日も21時まで、日曜日まで診療されていると思いますが、そういった面でもかなり患者さまのことを考えられているなと感じました
そうですね。近隣の患者さまは平日だと夜、あとはお休みじゃないと来られないといった方も多いのでこの時間に設定することを決めました。夜やお休みの時に突然歯が痛くなってお困りのこともあると思うので、そういった際にはぜひいらしてほしいですね。
●今後の展望はいかがでしょうか
歯医者は「歯が痛くなったら行くところ」といったイメージもあるかと思いますが、悪くなってからいらっしゃるよりも普段から定期的に通われてメインテナンスすることをお勧めしていきたいと思っています。いつまでもご自分の歯で物を食べる喜びを感じ続けていただきたいですね。
● 最後に一言いただけますか
どういう治療であってもできる限り全力で治療することを心がけ診療しております。
何か気になることがあればお声掛けください。
院長 鈴木隆英
