ひとくちに「虫歯」といっても、症状はさまざまです。
次のような症状はありませんか?
・冷たいものがしみる(初期の虫歯)
・温かいものがしみる(進行している虫歯)
・目で見てわかるほどの穴が空いている(かなり進行した虫歯)
虫歯が進行すると、痛みや腫れが増すばかりではありません。周りの歯にも悪影響を与えることがあるのです。そうなると、何度も通院して治療することになり、患者さんにとって大きな負担になってしまいます。少しでもおかしいと思ったら、できるだけ早いうちに当院にお越しください。
レーザーの利用
レーザー治療には痛みや炎症を抑える、殺菌・消毒する、止血するといった効果があり、当院では、次のような治療にレーザーを取り入れています。
・歯周病の処置
・口内炎の処置
・知覚過敏
・小帯手術
レーザー治療は臨床例も多く、安全性が実証されています。妊娠されている方、アレルギー体質の方にも安心です。
3Mix法にも対応
虫歯治療の手段の一つとして、3Mix法を採用しています。3種類の混ぜ合わせた薬剤を虫歯部分に詰め込み、虫歯に感染した組織を殺菌します。
3Mix法のメリット
・治療期間が短い
・削る歯を最小限に抑えられる
・治りにくい根の虫歯治療にも有効
3Mix法は負担の少ない治療法ではありますが、決して万能ではありません。当院では患者さんの症状に合わせた最適な治療を行っています。
日本人の多くがかかる病気、それが歯周病です。
「ブラッシングをすると歯ぐきから血が出る」
「歯が浮いてきて、グラグラする」
――こんな症状はありませんか?
これは、歯周病がかなり進行した状態だといえます。ただし、こうした症状がないからといって安心もできません。実は、日本人の成人の多くが、歯周病もしくは予備軍だといわれているのです。特にたばこを吸われる方、糖尿病の方は歯周病にかかりやすいとされます。しかし、初期段階では自覚症状があまりないため、見過ごされやすいのです。
歯周病は、細菌のかたまりであるプラークが原因で発症します。プラークには、歯肉縁より上につくものと歯肉縁より下につくものがあり、どちらも取り除かなければ歯周病の原因になります。歯肉縁より下についたプラークは特に悪影響を及ぼすとされているため、早めの除去が必要です。
歯周病がさらに進行すると、どうなるのでしょうか。最終的には顎の骨が溶け、歯が抜け落ちてしまいます。一度、顎の骨が溶けると元に戻すことはできません。そうならないためにも、当院では段階的な歯周病の予防に力を入れています。歯周病は、日ごろのケアが何よりも大切です。進行させない、再発させないための歯周病予防を、積極的に進めております。
食後、プラークはすぐに付着します。これは、歯ブラシで簡単に取ることができます。歯周病のほとんどは初期治療で治るため、ご家庭でのブラッシングがとても大切です。食事をしたら、忘れずに歯を磨きましょう。
プラークや歯石が歯肉縁より下に1mm以上付着すると、歯科医院の専門器具を使った治療が必要です。
プラークや歯石が歯肉縁より下に5mm以上付着すると、専門器具を使っても除去は困難です。そこで、歯肉を切開することになります。当院ではレーザーを使って歯周ポケットを殺菌し、歯肉の切開を行います。レーザーは、妊娠中の方でも安心して使えるほど安全性が高く、治療の痛みや出血を最小限に抑えられます。