Q | 予防歯科ってなに? |
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A | 予防歯科が進んでいる北欧では80歳で20本の歯を残している方が非常に多い中、日本では平均13.9本にとどまっています(平成23年歯科疾患実態調査)。 歯の無くなった部分には義歯(入れ歯)やブリッジやインプラントといった歯をおぎなう治療が必要になります。 しかしながらそれらの治療をどれだけしっかり行っても天然歯に勝るものはありません。したがって定期的なメインテナンス(定期健診、歯のクリーニング、フッ素塗布などによる予防処置)を受診していただき、できるだけ失う歯を少なくすることにより生涯ご自分の歯で食事ができるようにすることが重要です。 |
Q | 歯磨きでむし歯や歯周病は予防できないの? |
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A | 歯ブラシの他にデンタルフロスや歯間ブラシなどを使用し毎回・完全に歯磨きをすれば予防できます。 しかし、歯と歯と間に残ったプラークなどを毎日の歯磨きで完全に除去することが難しいため、がんばって歯磨きをしていてもむし歯や歯周病になってしまった方は多いと思います。 そのため、定期的に歯のプロによるクリーニングをオススメしています。 |
Q | どのくらいの間隔で定期健診を受けたらいい? |
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A | 口腔内の清掃状況・歯石が付着するスピードなどにより個人差はありますが、通常3ヶ月に1度の検診をおすすめしています。 ただし患者様のお口の状況にあわせて1~6ヶ月の間隔で検診させていただいておりますので、一度お気軽にお尋ね下さい。 |
Q | おやつは食べさせないほうがいい? |
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A | 大丈夫です。 甘いおやつや飲み物を食べたい時に与えていると、お口の中に砂糖が入っている時間が長くなるため、むし歯になりやすいですが、おやつをたべる時間・回数・種類に気をつければ食べても平気です。 できるだけ砂糖がたくさん含まれていないもの、歯にくっつきにくいおやつを選ぶことも大切です。 また、飲み物ではスポーツドリンクや野菜ジュースにもお砂糖が入っているものがありますので特に注意が必要です。 |