矯正治療開始までの工程は以下のとおりです。開始は早くて3回目、3週間後です。
患者さんご本人のデジカメプリント写真を見ながら、いくつかの治療プランと費用を説明し文書にしてその日にお渡ししています。 70%以上の患者さんは治療を開始され、半数以上の患者さんはその日に2の検査や準備をされて帰られます。 (費用は後日でかまいません)
レントゲン写真、歯の型、かみ合わせの型、歯や顎の写真撮影をします。 1で検査された方はチェックと準備の続きです。 歯みがき指導や虫歯や歯周病のチェックもあわせて行います。 (患者さんによってはもう1回増えることもあります)
治療方針、装置、期間、費用の説明と確認をします。 御理解していただいた後に治療を開始します(インフォームドコンセント)。 治療方針は、すぐに決まるものではないので患者さんが納得していただけてから徐々に方針を固めていくようにしております。 ですからいきなり歯を抜くことはありませんし、いきなり矯正装置をつけることもありませんのでご安心下さい。 お急ぎの方は治療開始もあわせて行います。
当院は開始後もどのような治療を望まれるか、痛くない治療や見えない治療や協力を必要としない治療など、いくつかの選択肢をご用意し途中で変更が利くようにしています。 (同じ効果の治療装置は作り替えても原則的には追加費用をいただいておりません)
歯を積極的に動かした後は、そこへ歯をとどめて歯並びの変化を最小限におさえる保定治療が必要です。 小児の場合は長くかかり成人近くまでかかることもあります。 成人では2年は必要と考えております。