「なかむら歯科医院」は、患者様に寄り添い、歯科治療を通じて患者様の人生を豊かにするお手伝いをしたいと考えています。
皆様は、「虫歯になったら歯医者で治せばいい」とお考えではありませんか? 実は歯科医院で最新の治療を受けたとしても、健康な歯とまったく同じように機能を回復させることは困難です。つまり、お口の健康を考えるなら、「治す」のではなく「予防する」ということの方が重要と言えるのです。
初診でいらっしゃる多くの患者様は、「虫歯の治療が終われば、もう歯医者に行かなくていい」とお考えです。確かに、「歯医者に通うのは面倒」と感じられるお気持ちも、良く分かります。当院はそういったお考えの患者様にも定期的に予防・メインテナンスを受けていただけるよう、笑顔のコミュニケーションと技術の向上、わかりやすい説明に努めています。
「予防は面倒なことではなく、むしろ気持ちよく、楽しいこと」。そのことをお伝えしたいという気持ちの甲斐あってか、ありがたいことに患者様の約半数が、治療後も定期検診・メインテナンスで来院されています。
アメリカやスウェーデンなどの歯科医療が進んでいる国々では予防歯科が定着しており、80歳で歯が残っている数を比較するとスウェーデンが25本、アメリカが17本で、日本はたったの8本しかありません。定期的に検査やケアをすることの大切さが、この数字からも表れています。
初診の患者様には、まずお口のなかを撮影したCT画像をお見せします。いま、お口の状態がどうなっているのかを知っていただき、どんな治療が必要なのかを丁寧にご説明いたします。個室の診療室以外にもカウンセリングルームをご用意しておりますので、日頃のお悩みや治療内容の不安点などを、些細なことでも気兼ねなくご相談してください。“町の歯医者さん”として気軽にお越しいただけるような、話しやすい、親しみやすい雰囲気作りを心がけています。
虫歯や歯周病などの治療の際、安易に削ったり、抜いたりする治療は極力避けるようにしています。また、見た目だけをよくするために、歯の表面を削ってラミネートベニアを貼るといった審美歯科治療もおすすめしていません。
あくまでも自然の歯に近づける治療を行うことが、毎日の食事を楽しむ生活の質「QOL(クオリティ・オブ・ライフ)」の向上につながると考えています。