
顎関節、咀嚼筋、咬合の3つの要素とそれらをコントロールする神経がバランスよく働いています。
これを大きな意味でのかみ合わせと呼んでいます。

●顎関節とは
顎関節は、下あごの骨(下顎骨)を、頭の両側で頭蓋(側頭骨)と連結している関節です。
ご自分の耳の少し前に指をあてがって大きく口を開けてみてください。
左右の指に関節の動きが伝わるはずです。
この顎関節が滑らかに前後・左右に動くことで、私たちは、しゃべったり、食事をしたり、
あくびをしたりすることができます。

●咀嚼筋とは
咀嚼筋は、咀嚼(食べ物を口の中でかみくだいたり、すりつぶしたりして、飲み込めるようにすること)する時に
アゴを動かしている筋肉です。

●咬合とは
口を閉じた時に上下の歯が接触する動作、さらには上下の歯の接触、またはその接触関係を咬合といいます。
・顎の筋肉が痛む
・口が開けにくい
・顔や首や肩の痛み
・顎関節に痛みを伴う雑音
・再発性の頭痛
・虫歯でもないのに歯が痛い などの症状がみられます。
あごの関節(顎関節)、かみ合わせに関係する筋肉、首や肩の筋肉、の違和感や痛み、
運動障害など、口に関わるいろいろな機能異常を総称したもので、関節に大きな力が
加わるような外傷、不正なかみ合わせ、あるいは、精神的や肉体的なストレスが、
原因として関係している可能性が報告されています。
かむ力、かみ合わせのバランス、顎関節や下顎自体の動き方など今まで
見ることの出来なかったものが、以下の装置などを使用することによって、
客観的に診断できるようになりました。
かむ力、かみ合わせのバランス、顎関節や下顎自体の動き方など今まで
見ることの出来なかったものが、以下の装置などを使用することによって、
客観的に診断できるようになりました。


顎の運動を三次元的に観察、記録する事が出来ます。
顎と頭に取り付けられたLEDの光をCCDカメラで捉え、 コンピュータにより高速演算処理をして、立体的にしかも動画で表示します。
この装置により、今まで見えなかった顎の関節や実際に物を食べている時の顎の 動きを観察することが出来ます。
基本的な診査にこの検査を併せることで顎関節症やかみ合わせの診断をより確実なものにし、病状の理解に役立てています。



スプリントスプリントと呼ばれるマウスピースのような物をお口にはめてもらい、顎の関節にかかる過度な負担を軽くするようにします。
初めは1~ 2週間に一度を目安に、状態チェックとスプリントの調整をします。
何回かの調整の後は、顎関節の状態により1~3ヵ月の間をあけて、経過観察とスプリントの調整をします。
顎関節の原因には、不適合な補綴物によるもの、寝る時の姿勢や頬杖によるもの、
成長段階において咬み合わせがおかしくなってしまったもの、虫歯や歯の喪失によって 咬み合わせがおかしくなってしまったもの、片咬みなどの食習慣によるものなど様々な要因が考えられます。
咬み合わせを少し調整したり、虫歯や被せ物などをやり直すだけでいいものから、 矯正などの処置が必要になってくるものなど、その原因によって治療法様々ですので、詳しくは一度、ご来院のうえ、ご相談下さい。