いちかわ歯科医院ホームページ【豊中市】

診療案内

「自分の家族にしてあげたい治療を提供する」、これが当院の基本的な考え方です。

1.できるだけ削らない、できるだけ抜かない
最近ミニマム・インターベンションなどともいわれます。どうしても残せないケースや残すとかえって悪くなるケースもありますがそういった例外を除き可能な限り「保存」していきます。そして8020(80歳で20本)を目指します。
2.インフォームドコンセントの徹底(わかりやすい説明をする)
自分のされている治療がどんなものか、この先どういう風になるのか、患者さんにとっては不安なものです。当院ではできる限り悪くなった原因、治療内容、治療計画等をわかりやすく説明するよう心掛けています。必要に応じてデンタルX、パノラマX線画像をプリントアウトしてお渡ししています。また説明用の各種ツールも用意しています。
3.フルマウス
歯を一本一本診るのではなく、お口の中全体を一口腔単位として考えて治療を進めていきたいと思っています。またメタルフリーの概念を保険のレベルでも取り入れ、体に優しい、見た目も良いものを提供していきます。また自由診療ではオールセラミック、ジルコニアはもとより可能な限り身体に優しい歯科用金属バイオメタルを使用しています。バイオメタルの説明はこちら
そして最終的に「ここで診てもらってよかった」「また次も診てもらおう」「家族や友人にも教えてあげよう」と思って頂けるような歯科医院にしたいと考えています。

一般歯科

上記理念に加え、当院は基本的に地域に根ざした保険診療をベースに考えています。皆様に気軽に、そして安心して来ていだけるよう心掛けています。
なるべく削らない、なるべく抜かないは基本ですが、麻酔ひとつにも刺入前の表面麻酔、針の太さ、麻酔液の温度、注入スピードにいたるまで「より痛くない」よう工夫しておりオーラスター(超低速電動注射器)等も使用しています。そして衛生面では患者様一人分の器具を滅菌バックで滅菌したものを目の前で開封しコップ、グローブなどは当然使い捨てのものを使用しています。高度な自費診療だけでなく、そこからフィードバックされる技術を可能な限り保険診療に取り入れトータルでの「口福」、そして健康管理を目指します。
具体的な治療内容としては小臼歯部へのレジンジャケットクラウン(保険の白い歯)の導入や一歯欠損天然歯支台へのインレーブリッジの適応を積極的に行っています。

  • レジンジャケットクラウンレジンジャケットクラウン

  • 口腔内でのインレーブリッジ
    切削量が少ない為生活歯では有利

  • 通常のブリッジとインレーブリッジ

  • インレーブリッジ

小児歯科

最近の子供は虫歯が少なくなった反面、食生活の変化や姿勢の悪さ等も影響し顎の大きさが本来の大きさに成長しない場合が多く、歯列不正も増えています。(詳しくは矯正の項目へ)
乳歯は永久歯の先行の歯であり、健全で、丈夫な永久歯を導く役目を持っています。乳歯が虫歯になり、抜けてしまうと次の永久歯の形成や萌出さらに歯並びに影響を与えます。したがって、まずは虫歯にならないよう、また虫歯になってしまったら早期発見、早期治療と正常な永久歯への交換が行われるよう定期検診をお勧めしてます。当院では歯科衛生士によるTBI(ブラッシング指導)やデンタルX等を使った保護者の方への啓発を積極的に行い、必要に応じて染め出しやフッ素塗布等も行っています。予防と定期的な虫歯のチェックが重要です。

-フッ素-
1才半過ぎたら3ヵ月毎にフッ素塗布が有効です。
大人の歯に比べて子供の歯は虫歯になりやすいので虫歯になるまえに予防しましょう。
-シーラント-
奥歯には溝があり、食べかすやバイキンが溜まりやすいのです。
生えたばかりの歯はまだ弱く、溝が深く、そこから虫歯になりやすいので、その溝を綺麗にしてバイキンが入らないように樹脂でうめます。
乳歯から行うのも効果的です。6歳前後に生えてくる6才臼歯(第1大臼歯)は特に、はえてくるのに時間がかかり、歯肉に隠れているところも虫歯になりやすいのでこの時期のお手入れは大切です。完全にはえてきたら、予防のためにシーラントをお勧めします。
-お子様の治療について-
■ 治療の前に
歯のことだけでなく、アレルギーや特異体質、小児科で注意を受けた事などを詳しく話して下さい。初めての時は誰しも不安を感じるものです。はじめの数回は泣いて治療ができないこともありますがですが、お話をしてクスリを塗るだけでも効果があります。
■ 無理やり治療はしません
治療方針は色々ですが当院では基本的に無理やり治療はしません。
年齢や状況にもよりますので絶対というわけではありませんが、場合によってはご意向に添えないこともあります。ご了承下さい。
年齢別ケアと食管理のポイント
● 6ヵ月前後
個人差はありますが、生後6ヵ月前後に下の前歯が2本はえてきます。
ちょうど離乳の初期にあたりますが、このころは、歯がむずがゆくよだれも多い時期です。歯が出始めたら食後には、ガーゼや綿棒などで軽くふきとるか、小さく柔らかいハブラシで汚れをとってあげて下さい。
また、この時期から親がトレーニング用の製品等を使って、ハブラシに慣れる練習を始めてもよいでしょう。
● 1歳半前後
通常上下8本ずつ16本程度はえてきています。これも個人差があるので先天的な欠損でなければ心配いりません。
食事・おやつは時間をきめ、だらだら食べをしないようにしましょう。
歯磨きは、まだ自分では完全にできないので、まず自分でやらせ、その後必ず親が仕上げ磨きをしてあげて楽しいと思わせてあげましょう。お忙しい方は寝る前一回でも構いません。スキンシップを大切にして下さい。
この時期には歯科検診を受けその後、3ヵ月ごとに検診を受け、歯医者さんに慣れるようにすると良いでしょう。
口を開けて少しの間じっとしていられるようになったら(2歳前後)、フッ素をぬってもらいましょう。
● 3歳前後
乳歯は、ほぼはえそろいます。自我が芽生え、何でも自分でやりたがりますが、必ず親が仕上げ磨きをしましょう。よく噛むお菓子をたべさせて顎と歯をきたえましょう。
市販のお菓子類、甘味飲料の与えすぎないようにし、シュガーレスのものを選んだり、手作りをして砂糖はあまり使わないようにするのが理想的です。
● 6歳前後
六才臼歯がはえてきます。磨きにくいところにはえてきますので、注意してよく磨きましょう。
手先がまだ不器用なので、子供自身できちんと磨けるよう教えますが、まだまだ親のチェックも必要です。
3ヵ月毎のクリニックケアも欠かせません。また六才臼歯の咬合面を予防充填(シーラント)しておくことも初期虫歯を防ぐのに役立ちます。

インプラント

インプラント治療とは、歯を失った部位にチタンという金属でできた人工の歯根を顎の骨に埋め込み、その上に歯を作成して健康な歯と同じ機能を回復する治療方法です。

いろいろな入れ歯

当院では様々な入れ歯をご用意し、患者様のご希望や歯ぐきの状態に合わせた入れ歯を製作いたします。

矯正歯科

最近の子供は顎の大きさが本来の大きさに成長しない場合が多く、又姿勢の悪いことなども影響して、歯列不正が増えています。矯正の場合、2年3年かけて「歯を動かす」わけですから見た目だけではなく、最終的な咬み合わせの状態まで考えて治療計画を立てなければなりません。当院では現在、「矯正には興味はあるけど費用の面でちょっと・・・」という方のために子供の床矯正(大人でも床矯正は可能です。)、プチ矯正(MTM)などをリーズナブルな価格で提供しております。全てのケースに対応できるわけではありませんが、興味のある方はお尋ね下さい。通常のケースでは矯正専門医との連携によりベストの選択肢を提案いたします。

歯周病

ブラッシングなど、お手入れの状態が悪いと、歯垢(プラーク)が溜まり、歯垢の中にいる細菌(歯周病菌)が、歯槽骨を攻撃していきます。
30歳以上の方の80%以上の方が歯周病と言われていますが、初期の歯周病には自覚症状がほとんど無いため、気が付いたときには歯周病が進行していることも少なくありません。
歯周病が進行してしまうと、歯を抜く以外に治療法がありませんので、日頃のお手入れと、定期的な健診が大切になります。

-歯周病の治療-
● ブラッシング指導(プラークコントロール)
歯周病の原因菌は、歯垢(プラーク)の中に棲み付き、増殖していきます。つまり、歯垢を除去することが、歯周病を予防する第一歩です。
丁寧に磨いたつもりでも、磨き残しはできてしまいます。歯垢を残さない、プロのブラッシング方法を指導します。
● 薬物療法
薬により、歯周病の原因菌を殺菌します。
● スケーリング
お口の中に歯垢が溜まったままの状態が続くと、カルシウムと結合して固い歯石になります。歯石になるとブラッシングでの除去は困難なので、スケーラーという器具を使って歯石を削り取ります。
● 歯周ポケット掻爬(そうは)
歯周ポケットの内部にある炎症を起こした歯肉などを器具で掻き出して綺麗にし、炎症が治まることによってポケットを浅くしようとする治療。
● 歯周外科手術
歯茎をめくって、直接歯石や歯肉を取り除く手術を行います。
● 抜歯・義歯
保存のできない歯は抜歯し、義歯(入れ歯)などを入れます。

予防歯科

むし歯や歯周病は生活習慣病と言われ、毎日のケアが重要です。われわれがよくお話しするのは「磨いている」と「磨けている」は違うということです。個人差はありますが3ヶ月~6ヶ月に一度はお口のお掃除(歯石取り、ポリッシュ)をお勧めします。定期検診では、検診だけでなく新しい技術や知識についてお話し、毎日のケアに興味を持って頂き、より上手にお手入れして頂きたいと思っています。

審美歯科

歯並びや歯の色やカタチを整えることはもちろんのこと、各個人で顔や表情が違いますし、残存している歯の本数も違いますので、それらの条件を考慮したうえでトータルコーディネート的な治療を行います。
ホワイトニング、ホワイトコートといった一昔前はプロの方を対象にしていたものがより一般的になってきています。お気軽にお尋ね下さい。

オールセラミッククラウン
文字通り金属を使わないセラミックのかぶせです。光の透過性もよく天然歯と比べても見劣りしません。金属の代わりに裏打ちはジルコニアを使用しています。(写真はオールセラミックブリッジ)

治療前治療前治療後治療後

ラミネートベニア
歯の表面をエナメル質に限定して少しだけ削り貝殻状のセラミックを貼り付けます。削る量を極力少なくして歯へのダメージを減らします。

セカンドオピニオン

最近大きな病院ではセカンドオピニオン外来という言葉を聞くようになりました。
平たく言えば、「ここはこういう治療をしなければなりませんよ。」といわれた患者さんが「もっとほかにいい方法はないか。」とほかの先生に診断を仰ぐといったものです。
医院やドクターによって考え方や得手不得手は違います。またドクターと患者さんのマッチングもあります。患者さんにとって自分と相性のいい先生に納得のいく治療をしてもらうことが一番の幸せです。そのためであれば当院はどんどんよい提案をいたしますし情報提供も惜しみません。

歯科領域における重金属の蓄積と金属アレルギー

口の中は極めて金属がイオン化しやすい環境です。そしてそれが長い時間、年月をかけて蓄積し体調不良やアレルギーの原因となります。
金属の種類によって、溶出して有害かつアレルギーになりやすいものと、そうでないものが存在しているわけですが残念ながら一般的に歯科でよく使われるパラジウム、アマルガム合金や銀合金、ニッケル、コバルト、亜鉛等の金属は前者にあたります。それに対して貴金属(ゴールド、プラチナなど)は耐食性が高いため、溶出しにくい傾向にあります。
またインプラント(人工歯根)の材料に用いられるチタンも耐食性の高い金属でこれらは生体への親和性の高さから、バイオメタルとも呼ばれています。
当院では自由診療において可能な限りこのバイオメタルを使用しております。ただし保険診療においては使用する金属が決められているため使えません。
またロングスパンのブリッジなどバイオメタルの使用が適切でない場合もありますので、その時は個々のケースにおいて説明いたします。
ただ金属アレルギーに関しては貴金属に関しても全く無いというわけではありませんのでパッチテスト等の結果を踏まえ総合的に判断、お話させて頂きます。
また最近の報告では原因となる金属を除去し2ヶ月経っても半数以上の人の症状が改善しなかったとあります。しかし、2年程経過すると改善傾向がみられる人が徐々に増えるということです。こうしたことから、金属アレルギーは原因物質を除去することにより、100パーセント治るとは言えないが時間をかけて改善する可能性が高いことは言えると思います。

バイオメタル

バイオメタルとは金、白金をベースに、有害金属を含まない金属です。
現代、私達が普通に生活しているだけでも、身体の中に有害金属(砒素、水銀、鉛、スズなど)が蓄積されています。
毎日飲んでいる水道水には鉛やアルミニウムが含まれており、魚には水銀やダイオキシン、お米にはカドミウムなど、その他にも残留農薬、食品添加物、排気ガス、化粧品やシャンプーにも有害金属は含まれています。
歯の詰め物(特に保険の金属)にも残念ながら水銀、鉛、スズなど含まれています。
かぶせの入っている周りの歯茎が黒ずんでいるのは、それらが溶け出し、体内に入り歯肉に沈着しているからです。
このような有害重金属が蓄積していくと、様々な身体の不調(更年期様症状:疲労感、便秘、肥満、肌荒れ、イライラ、生活習慣病、ガンなど・・・)が表れるといわれています。

そこで当院では、金、白金をベースに、有害金属を含まない金属、バイオメタルをメタルボンドなどに使用しております。金属アレルギーの方はもとより、今後せっかくお金をかけて良いもの選ぶのであれば有害金属を含まないバイオメタルはお勧めです。

3Mix法

3Mix法とは、抗菌薬剤を用いて病巣を無菌化し、生体の自然治癒力を生かして病巣組織の修復を図る治療法です。
深く進行してしまった虫歯で、通常なら神経をとらなくてはいけなくなった場合でも、3Mix法によって、神経を残せる可能性が高まります。

  • (1)エナメル質が破壊され、象牙質が露出。象牙質の細かい管の中では、細菌が繁殖し、時々痛みが発生する状態です。

  • (2)細菌に冒されて、溶けたエナメル質を除去。この部分を削っても痛みはありません。

  • (3)3Mixを虫歯の患部に置き、セメントでふたをします。

  • (4)セメントの上に詰め物を詰めて治療は終了。抗菌薬が象牙質に浸透し、虫歯の病巣を無菌化します。

当院は大阪と兵庫の県境に位置しておりますため患者様のご希望によりお近くの専門医療機関をご紹介いたします。
大阪大学歯学部付属病院、市立豊中病院、関西労災病院、近畿中央病院等矯正歯科、障害者歯科等その他の専門医療機関

基本情報

いちかわ歯科医院
院長市川智一(いちかわともかず)

561-0844
大阪府豊中市利倉西1-2-19

06-6868-4618

診療科目
一般歯科、インプラント、矯正歯科、小児歯科、審美歯科、予防歯科
駐車場
あります
休診日
日曜・祝日は休診いたします。
アクセス方法
■阪急 神戸線
園田駅より北へ徒歩15分
■阪急バス 利倉西バス停より
北へ徒歩3分
梅田・十三より11系統、江坂より24系統でお越し頂けます。(所要時間 25分)
■尼崎市バス 椎堂バス停より
東へ徒歩5分
JR猪名寺、阪急園田よりお越し頂けます。(所要時間 10分)

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