歯は健康の入り口です 老齢になっても元気な方は歯が丈夫です
80歳になっても20本歯を目指しましょう
これは8020運動です
高齢化社会を豊かに過ごすためには、自分の歯で食事をする事が最も大切です
歯を失う虫歯や歯周病を早期発見・早期治療することによって、長く自分の歯を保つことができます
毎日の歯磨きや指導してくれるかかりつけ医をもち、定期健診をすることによって守ることができます
歯は痛くならないと歯医者さんに行かない???
痛くないし、時間とお金もかかるから痛くなってから・という方も多いようです
しかし、歯は再生能力が無いので痛めてしまってからだと大事な歯を無くすことになってしまいます
調子が悪くなって初めて行く、という人も多いようですが定期健診や歯垢の除去などで歯周病予防に行くことはとても大事な事です
虫歯や歯周病、歯槽膿漏になってからだと日数や治療費もかかり何より歯を無くすともう歯は生えてきません
歯を大事にすることで、噛み合わせの体バランスや頭の活性化、どんな食事でも美味しく食べることができます
「痛くないけど診て欲しい」ことが削らない為に大事なのです
なかなか予約を取って歯医者さんに行く機会がない、ということであれば市の母子・成人検診・休日診療などを利用し意識を高めていきましょう
お子様の一生の歯を守るのもお母さんの意識です
社会で積極的に活動している65歳以上の健康な高齢者の歯の状態は、同年代の全国平均に比べて2倍以上の残存歯数を有しているという結果が出ています
資料平均年齢78.5歳 九州大学医学部
ものを噛むと歯そのものの掃除になるばかりか、歯やそれを支える組織に歪みがかかり、それによって多くの細胞が刺激を受け活性化します
脳の発達を促進
噛むことは脳との連携プレーです
食べ物の情報を脳へ送り、脳から「強く噛め」「弱く噛め」と指令のキャッチボールをしています
つまり、噛んでいるときは脳がよく働いてるのです また、筋肉運動で脳の代謝活動が活発になり脳への血液循環もよくなって充分な酸素と栄養が運ばれるので、脳の発達を促進させます
最近の食事は軟食です
子供達が大好きな食べ物もカレーやオムレツ、サンドイッチ、ハンバーグなどもそうですね
といって、好きな食べ物を控えるのは情緒的によくありません
お水を食事の際にいつも飲むとあまり噛まないでも食べることができますが、唾液がでません
水分の少ないものも食卓に
水分が多いと、飲み込みやすいですが、唾液の中にはがん予防とも言われる成分ラクトペルオキシターゼ(発ガン性を減少させる)があり、しっかり噛んで唾液と食べ物を混ぜれば、発ガン性は抑制されます
しっかり噛んで、虫歯予防
また、噛むことにより唾液が出て酸性(虫歯になりやすい)に傾いた口の中を中性に戻してくれる効果があります
一口30回ゆっくりを目標に 水分あるもの、少ないもの(揚げ物・焼き物・海藻・きのこ)バランスよく食卓へ
お家では食事はせかさず、ゆっくり噛むようにしてあげてください
当医院では硬めの歯ブラシを勧めています
軟らかいタイプを使われている方は
慣れない硬い歯ブラシでは、歯ぐきに傷をつけてはいけませんので
ご自分の歯ぐきに合わせ少しずつ硬さを上げるとよいでしょう
【ブラッシング方法】
歯だけでなく、歯ぐきから磨き上から下 下から上へ内側はブラシを縦に奥から掻き出すつもりで
歯ぐきからブラッシングすることによって刺激をあたえ、歯肉炎、歯槽膿漏などの歯ぐきの病気を予防します
また、加工された軟らかいものを食べて現代人は歯ぐきに
刺激が少ない事への代わりに硬めのブラシを使用します
ご来院の際にはブラッシング指導をしております