私が歯科医になろうと思ったきっかけは、私には記憶がなく、母から聞いたのですが、近所に住む叔母が「歯が痛い」と言っていたのを聞き、「月の石で入れ歯を作ってあげるね。」と言っていたそうです。
私が子供の頃に大阪万博があり、アポロが持ち帰った月の石を展示した時代の話ですね。
私の両親は共働きで、学校帰りに叔母の家でよくおやつを食べたり、病気の時は面倒をみてもらてました。
開業したときに、一番に義歯を作りました。
その時も思ったのですが、痛くならないようにならないのか?義歯じゃなく自分の歯で一生食べることはできないのか?
その叔母も、「年寄りは入れ歯になるのが当たり前」と言ってました。そういう時代だったんですね。
でも今は違います。8020(80歳で20本の歯を残そう運動)達成者も年々増加しています。それには、歯を削らない、定期的なメンテナンスがかかせないと強く思います。
1964年 | 11月27日生まれ、B型、いて座 |
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1982年 | 青雲学園卒業 |
1989年 | 長崎大学卒業 |
1996年 | かわさき歯科を開設 |
2005年 | 歯学博士取得 |