私の父も歯科医をしておりまして、五島からこの長崎に出てきました。
多少の場所の移動はありましたものの、52年間、戸町で道津歯科医院を開業しております。
当時は、長崎で最南端の歯科医院でありましたため、野母崎からも多くの患者さんに来ていただいたそうです。
その頃の患者さんもまだお元気に通ってこられたり、そのお子さん、お孫さんがこられたりで、父から継承した36年前、私が目標としておりました『地域に根ざした歯科医療』が実践できているものと思います。
道津歯科医院は、『自分が安心して通える安全な歯科医院』を目指して、感染対策には特に力をいれています。
残念ながら、現在の医療制度の中では評価はほとんどないに等しいのですが、当院では厚労省の指定する施設基準を満たしておりますため、どうぞ安心してご来院下さい。
また、『お母さんのおなかの中にいるときから、お年寄りになるまで』患者さんとかかわっていき、
『楽しくおいしく食べる・はなす』そして、患者さんもスタッフもみんなが
『笑顔で過ごせる歯科医院』であることを目標に、健口作りのお手伝いをしていきたいと考えています。
最近では、訪問診療のニーズも増えてきております。
高齢者の仲間入りをした私が訪問するのもびっくりされるでしょうから、
もっぱら訪問診療は副院長に任せておりますが、来院できない方でも、
安心して安全に歯科治療を受けていただける歯科医院でありたいと思っております。
長崎大学歯学部卒業後、長崎大学歯学部附属病院の第二口腔外科
にて7年間勤務し、平成13年より実家である道津歯科医院に
勤務しております。
大学病院での専門治療と違い、いろんな治療を要求されます。
特に、最近はお子様の歯並びの相談や、
高齢者の診療依頼などが増えてきておりますため、それに応えるべく、
いろんな研修会・勉強会に参加して
知識・技術の向上に努めております。
地域の診療所のいいところは、
患者さんといろんなおしゃべりができることですね。
「あんたのおじいちゃんによく怒られたよ」とか、「40年前におじいちゃんに作ってもらった入れ歯が調子よくてねぇ」など、いろんな思い出を共有できたり、たまにはカウンセラーみたいな役割をしてみたり。
診療以外の面でも担わなければならないこともたくさんありますが、
それもまた自分の人生の糧となるようで、『日々これ精進なり』といった感じです。
私の目標は、口の中の治療のみならず、食事や姿勢や呼吸などといったいろんな面から
アプローチしてトータルで健康を得るためのアドバイスができるようになることです。
そのためにちょっと変わった資格をとりました。
「サプリメントアドバイザー」と「ビューティーアドバイザー」というものです。
私もまだまだ勉強中の身ですが、なにかご相談等ございましたら、お気軽におたずね下さい。