私が矯正歯科医になろうと思ったのは、私自身が子供の頃に矯正治療を受け痛い目にあったからです。矯正の治療に行くと、歯が痛くなって食べ物が食べにくいし、兄弟喧嘩で口の中が切れるし、治療中眠くなって無意識に口を閉じると、口を開けなさいと起こされるし、さらに装置が金属色でとても目立つものだったため、当時の私には苦痛なものでした。そこで将来、矯正治療が快適なものにしてやろうと思ったのが矯正歯科医になるきっかけでした。
これまで、治療させていただいた患者様は、はじめのうちは緊張や不安のため、多くの人が、硬い表情で来院されます。しかし治療が進むにつれ、患者様の方から「ここがきれいになってきた」とか「今日はどの歯を動かすの」など積極的に話かけてこられ、ご自身の歯並びがよくなることを楽しみに来院されるようになってこられます。そして、装置を外す時、初診時と現在の歯並びを比較して「昔はこんな歯並びだったのね。矯正してよかった。」と言っていただいた時は、矯正歯科医になってよかったなあと思います。
私自身が矯正治療を受けた経験がありますので、患者様の視点にたった治療を心がけ、常に学会や講習会で最新で最良の治療技術を習得し、歯科治療の技術の向上に努めます。さらに、患者様の治療に対する疑問や不安を解消し、患者様に満足していただけるよう努力します。
歯並びのことで悩んでおられる方は、お気楽にご相談なさって下さい。矯正相談料は無料となっております。
歯学博士
日本矯正歯科学会認定医
広島大学歯科矯正学講座出身
趣味 テニス、ゴルフ、スキー