歯肉は、歯ぐきと呼ばれ、健康な歯ぐきは薄いピンク色で表面はしまっています。
歯肉炎は、歯の生え際の所が赤く充血して、少しの刺激でもすぐ 出血するという病気です。
放っておくと必ず歯槽膿漏になります。
しかし、歯肉炎で止めることも可能なのです。
~原因~
思春期、月経時、妊娠時などホルモンのバランスが変調する時、 ビタミンB,Cの不足、過労、胃腸の病気、糖尿病、歯石、 不正咬合(咬み合せの狂い)
歯石というのは、歯の汚れ、歯垢が唾液の作用で硬くなり、歯と歯ぐきの間にできるポケットにたまったものです。
歯石は軽石のように堅いため、咬むたびに歯肉を刺激するので、歯肉が炎症を起こすのは当然です。
この場合は、歯石を取ることで歯肉炎はおさまります。
不正咬合は、生えかわりや充填物や修復物、義歯、歯を抜いたまま放っておいたり、など原因は様々です。
不正咬合は、咬むたびにその力がいびつな形で伝わるわけですから、血の流れを悪くし、力が余計に加わったりして、炎症を起こすのです。
この場合は歯石をとって済むといったようには、簡単にはいかないのです。