【軽症の場合】
丁寧に歯磨き、毛先が柔らかめの歯ブラシで露出した歯根の表面に付いた歯垢を落とす。
※ポイントは、決して力を入れてゴシゴシしないことです。小さな動きでやさしく、丁寧に磨くことです。
【軽症の場合】
歯磨きしたくても、毛先が触れるとしみるので上手くできない方は、知覚過敏の症状を抑える歯磨き剤を利用することをお勧めいたします。
これは、刺激が伝わりにくくなる成分が含まれているため、1~2週間で症状が改善されることがあります。
【やや重症の場合】
歯磨き剤でもしみるのが治らない時は露出した歯根の表面に、一層の膜を貼って刺激を伝えにくくします。
長期間の耐久性はありません。
※見た目を気にしない場所の知覚過敏には、サホライドという塗り薬で症状を和らげる事が出来ます。
※レーザーを照射して症状を緩和させる方法もあります。
【ちょっと重症の場合】
歯根のくびれを埋めます。歯と同じ色をしたセメントやレジンという材料で埋めて刺激を遮断する治療を行います。
【重症の場合】
歯の神経をとってしみなくする。
※最後の手段です。確実にしみるのはおさまりますが、歯をミイラ化して残すのと同じなのでその後はいたわっていく必要があります。