“咬む”ということが、あごを発達させる、脳の働きを良くする、食事するときにとる自然な動作が色々な所に大きな影響を与えています。
昔の人は、子供の時に、おやつとして、するめなどの固いものを食べていたといいます。
今の人のように、あまり咬まなくて済むようなものは食べていなかったようです。
昔に比べて、現代の人達は、あごの発達や筋肉の発達が悪くなってきているようです。
柔らかいもの、咬まなくてもいいようなものは、空腹を満たすという点においては十分でしょう。
しかし、咬まないと唾液が少ないので、むし歯になりやすいというのも事実です。
幼少の時期に大切な事は、お腹をすかせて食事につかせることです。
そして家族みんなで食事を取り、よくかむこと。
一品一品よく味わうことです。
それが知らず知らずのうちに、顎をきたえ、脳の働きも良くなるのです。活力の源は、食事をとることですから。