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薬とホワイトニング

テトラサイクランという抗生物質があります。
歯の形成期にこの薬を服用した場合、歯の色が、暗い黄色、灰色、茶色で、時に青味がかった帯状の模様が出ることがあります。
永久歯が形成されるのは、母親の妊娠中6カ月から生まれて8歳までとなりますのでこの間に服用すると影響します。

特に永久歯の前歯部では、出生直後から6~8才ぐらいまでの間に肺炎等の発熱を伴う全身疾患の治療の為にテトラサイクリン系抗生剤を投与されると、歯の象牙質の着色やエナメル質の形成不全が生じる場合があります。

この抗生剤は、日本では1957年に発売開始され、1960年代に多く使用されており、現在も頻度は少ないものの使用されていますので、6才以下の子供に処方される薬剤の中にテトラサイクリン系の薬剤が含まれていないか注意してみた方が良いでしょう。

テトラサイクリン系抗生剤の生産量は1965~1970年がピークで、現在30才代40才前半の方に変色が多発していると思われます。

変色歯と思われる状態の人は、治療法として軽度の場合は、歯のホワイトニング(漂白)によりかなり白くすることが可能ですが、重度の変色の場合は、ホワイトニングは不可能ですので治療法を歯科医師と相談することをお勧めします。

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