赤ちゃんが生まれてから、授乳期を過ぎて、新しい歯が生え始める頃、赤ちゃんも自分の歯で食べようと、離乳期を迎えます。
新しく生えた歯はか弱く、むし歯の危険にさらされます。
・生まれたばかりの赤ちゃんの口の中にバイ菌はいません。
・生まれてから数ヶ月のうちに様々な雑菌が入り込みます。
新しい歯が生え始める頃、もしお母さんの口の中にむし歯の菌がいたら、赤ちゃんの歯も危なくなるわけです。
生まれてから乳歯が生え、1歳頃までのむし歯の原因は、哺乳ビンが原因のむし歯。赤ちゃんに歯が生え始めるのは、通常生後6ヶ月頃、白い歯が顔を出すのは離乳のサインです。
それまでの間にお母さんが赤ちゃんの為を思って、哺乳ビンの中に乳酸飲料などを入れちゃうのは、むし歯になりやすくしてしまい、赤ちゃんのためにはならないのです。
妊娠を知ったお母さんは、お母さん自身のお口をきれいにしましょう。
むし歯の治療を済ませて、ていねいな歯みがき、歯と歯の間や、歯ぐきをしっかり磨いて、生まれてくる赤ちゃんのために清潔にしておきましょう。
この事が赤ちゃんのための虫歯予防の第一歩です。