歯周病は大きく分けて3段階にわかれています。
歯ぐきに歯ブラシをあててゆっくり動かすと、出血することがあります。
歯みがきを忘れると歯がうずく、歯ぐきが腫れた感じになるのが特徴ですが、この段階では無症状な事が多いです。
※歯の周囲の歯肉に隠れる部分に歯石が付き始めているのです。歯を固定している骨のダメージはほとんどありません。歯石を取り歯磨きをしっかり行えば良くなります。
冷たいものがしみるようになり、歯をみがくと出血します。
歯ぐきが腫れたり、治ったりを繰り返します。
歯ぐきを押すと膿が出ます。歯ぐきから臭いがします。初期の段階から数年経つとみられる症状です。
※初期よりも歯の周りの深い所の内部に歯石などが付着しています。歯にぐらつきは無いものの、周囲の骨も溶け始めています。歯と歯ぐきの溝が深くなり歯みがきだけでは、汚れが取れないため、進行も進みます。
歯をかみ合わせるだけでぐらつきます。歯の周囲を指で押すと白い膿が歯の周囲から出てきます。
痛みが出ないこともあります。歯を磨くと毎回出血します。
※歯の根の奥深い所まで歯石が付着しています。歯ぐきが歯を固定できずにはがれている状態です。歯を支える骨も溶けてしまっています。