泉歯科医院ホームページ【福岡市/博多区】

噛み合わせ診療

◆そもそも歯というものは??

歯というものは調理にたとえると包丁とまな板です。

つまり、噛んでいくうえでの道具にしかすぎません。
包丁とまな板は確かに直接素材を切断しているけれども、
それを動かしているものは人間の腕であり、筋肉です。

◆噛み合わせとは??

噛み合わせは歯で決定するものではありません。
周辺の筋肉や顎関節で決定するものであって、歯のあたり具合はその結果でしかありません。

どんなに立派な歯であっても、顎(歯を支える土台)を動かす筋肉(咀嚼筋、咬筋、舌、頬など)と顎関節と体全体(首、腰、足など)とのバランスが整っていないとうまく噛めません。

そこには、体の姿勢と筋肉が深く関わっています。つまりは筋肉の調和です。
全体の体の姿勢と筋肉のバランスを見極めながら、ご本人にとって都合のいい噛み合わせを作っていきます。
噛み合わせがいくらよくても、使い方が悪いと顎関節症になってしまいます!

◆噛み合わせ不良による全身への影響

噛み合わせ不良を放置していると、肩こり、腰痛、耳鳴り、手のしびれ、顎関節症、五十肩などの諸症状の大きな原因になります。そして、虫歯にもなってしまいます。虫歯はしっかりブラッシングをしていれば予防できるとお考えの方・・・

虫歯の原因はそれだけではありません!

歯のひび割れ(クラック)からでも虫歯になってしまいます。
歯と筋肉と体全体の姿勢とのバランスを、
最適の状態にするのが噛み合わせ治療です。

◆噛み合わせが原因だと考えられる具体的症状

◆ひいてはこんな大きな病気までも・・・

・コステン症候群
顎関節部の疼痛、難聴、耳鳴りや耳が痛くなったり、めまい、咽頭痛、舌や鼻の灼熱感など呈する症候群のことをいいます。
顎関節症と似ているので、間違えていることが多いようです。
以前は成人の病気だと思われていましたが、最近は子供にも見られているようで、男性よりも女性に多く、人口の約1/3がこの病気になっているようです。急に発症した場合は絶対に安静にして、大きなあくびや、硬いものを食べたりすることは避けなければなりません。

・メニエール症候群
メニエール症候群とはめまいが主な症状で、難聴が同時に起こることが多く、吐き気や嘔吐が起こることがあります。
また、耳鳴りを伴うこともあります。めまいの発作は軽いもので数分から数時間、重いものになると2~3日続くこともあり、一度だけで治ってしまうこともありますが、そのほとんどが症状が治まっても、また同じような症状を繰り返します。

◆治療によって軽減されると考えられる症状

・整形外科
頚骨腕症候群 / 頚椎症 / 五十肩 / 腰痛症 / 神経痛 / チック

・内科
自律神経失調症 / 胃潰瘍 / 胃下垂 / 心身症

・循環器系
狭心症 / 不整脈 / 高血圧

・呼吸器系
気管支炎 / 喘息
内分泌の領域
甲状腺機能亢進症

・婦人科
更年期障害 / 生理不順 / 月経前症候群

・耳鼻咽喉科
耳鳴り / メニエール症候群 / 蓄膿症 / 鼻閉 / 花粉症 / 難聴 / コステン症候群

・体の痛み
頭痛 / 肩こり / 腰痛

・心療内科および精神科
神経症 / ヒステリー / 心身症 / うつ状態 / パニック障害 / 強迫神経症

◆からだの不調はどうして起こるのか?

例えば
左側の歯に虫歯の痛みや欠陥があったりして、右側ばかりで噛む(右かみ)ことが長く続くと、右側の筋肉が発達します。
その筋肉が顔の右側を引っぱることになり、姿勢が崩れ頭は右に傾きます。

すると
反対側(左)の頭を支える筋肉が頭の傾きを直そうと強く働きます。
このように、筋肉が働きすぎている状態が続くと首筋や肩、背中に痛み、コリが発生します。

やがて
傾いた頭の重みのために背中のゆがみ、腰痛やひざの痛み、内臓を圧迫することによる内臓疾患、などの症状を全身に引き起こします。

基本情報

泉歯科医院
院長泉 菊榮

812-0893
福岡県福岡市博多区那珂1丁目29-21

092-475-2070

092-475-2077

診療科目
一般歯科、審美歯科、予防歯科
駐車場
あります
休診日
日曜日・祝日
アクセス方法
「アクセス」ページ参照

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