吉田てつたろう歯科ホームページ【福岡市/中央区】

　ムシ歯の原因は？ 歯の治療が好きだという人はもちろんいないと思います。しかし、痛くなったら、仕方が無いから治療に行くというのが、多くの人の思いだと思います。そこで、一つ考えて頂きたいのは、何故？歯が痛くなったのだろう？ということです。何故だと思いますか。原因は？思い当たることがいろいろありますか？いろいろとあると思います。そのいろいろある中で、ほとんどの人が気付かず、考えてもいなかった原因が隠されているのです。それは、何だと思いますか？普通、ムシ歯の原因は歯磨きの不足によるものと考えられているのが一般的です。確かに、それも、多くのひとが認めるように、原因のひとつです。ところが、それより、もっと本質的な原因があるのです。それは、ほとんどの人が自覚しないために、気付かないし、問題にもされて来ませんでした。それは、歯の咬み合わせです。その人の咬み合わせに問題があるのです。その人のいまの咬み合わせがその人本来の咬み合わせからずれているため、あたりの強くなっているところに、ムシ歯ができるのです。そのムシ歯の原因はその反対側の歯の咬み合わせにあります。しかし、反対側は、噛まないために　ムシ歯にもならず、症状は出てきません。だから、気が付かないのです。反対側は症状がないので、異常なしと思われます。咬み合わせという目に見えない原因がそこに隠されているのです。普通、症状の出たところに咬み合わせの問題があると思われます。ところが、本当は、症状の出てないところに咬み合わせの問題があるのです。身体は問題のあるところは避けて咬みます。咬んでいるところは身体にとって安全なところなのです。そこが、無理をするので、ムシ歯になって来るのです。咬み合わせの偏りが、ムシ歯の根本の原因なのです。ですから、ムシ歯を予防していこうと思ったら、咬み合わせの偏りを改善することが大切なのです。御自分の大切な歯を守っていきたいと心から、そう思うなら、御自分の咬み合わせを一度検査されることを、おすすめします。