★「いたくない」 | 痛くない治療 |
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★「ふせぐ」 | 予防の促進、歯周内科治療の実施 |
★「のこす」 | 歯髄・歯根温存療法 |
★「よくわかる」 | デジタル化による情報開示、動画で口腔内細菌の確認! |
★「きれい」 | ホワイトニング |
※充実した治療実施のため、診療予約を必ず行ってくださいますようお願い申し上げます。
治療時に痛みが伴う際、我慢せずに注射での麻酔(歯ぐきには表面麻酔)を推奨するようにしています。
ただし、治療部位や内容によっては麻酔をするに至らないもの、不可能な場合などで痛みを伴うことがあります。
注射での麻酔を行う場合、当院では、麻酔注射前にまず、歯ぐきの表面にも表面麻酔剤を塗布し、麻酔をします。
その上で、細い注射針(33G)で電動注射器を用いて、一定の薬剤量をゆっくり注入する麻酔を行います。
これにより痛みを感じないように努めています。
~なぜ電動注射器?~
麻酔が痛い理由の中には、医師が手で麻酔する時、薬剤注入量や注入速度が一定でないこともあげられています。
これを解消するため、一定の速度で一定量を注入できる電動注射器を使用します。
ⅰ)小さな虫歯は、削らず、フッ素塗布で再石灰化促進。
歯の表面の白濁程度の小さな虫歯は、歯を削らずにフッ素塗布により再石灰化を促す事ができます。
ⅱ)歯周病予防にはプラークコントロール、ブラッシング指導とPMTCに力を入れます。
歯周病予防として、見える箇所には、患者さん自身でプラークコントロールができるまで、
やさしくわかるまでブラッシング指導を行います。
見えない箇所は、歯科衛生士によるPMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)
に力を入れ、歯の隣接面や歯肉縁下のバイオフィルムの破壊・歯石除去で口腔の健康を維持しやすい
環境づくりを行いたいと思います。
~PMTCとは??~
歯科衛生士が行うスケーリング、ルートプレートニングを含むプロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング(PMTC)の事をいいます。
患者さんが日常生活でのブラッシングで見える箇所のプラークコントロールは、ご自身で行えますが、見えない箇所、特に歯の隣接面や歯肉縁下などは、ハイリスクゾーンであり、きちんと医院で歯科衛生士がケアしなければならない箇所であるわけです。PMTCは、ハイリスクゾーンである歯の隣接面や歯肉縁下のバイオフィルムを破壊して口腔の健康を維持するための手段です。
PMTCによってプラ―クが付きにくい歯面を作り上げていくのでプラ―ク付着状態が全く違います。
※PMTCについては保険給付外の自費扱いになりますので、医院窓口などのスタッフに費用帯をお聞きください。
ⅰ)歯髄温存療法
歯に栄養を送っているのは歯髄であるため、歯髄を取られた歯は歯の生命を絶たれたのと同じ事であり、歯の為にも温存できる歯髄はできる限り残すように治療を進めていくことです。
ⅱ)歯根温存療法
歯は、一度抜歯してしまうとサメの歯のように何度も生え変わって来ませんので保存できる歯は出来る限り残すように治療を進めていくことです。
患者さんへの説明にあたり、デジタルX線・口腔内写真を用いて、歯と口の全体の様子を報告し、症状に対する治療方法を納得いくまで親切に説明する事です。また、歯周病の恐れがある方には、お口の中の細菌を顕微鏡で確認し、程度に応じて歯周内科治療も含めた治療を進めます。
~デジタルX線って??~
X線写真をレントゲン室で撮影したら、数秒で診察台設置のパソコンでみることができます。患者さんが見やすいように、拡大も自在です。
~口腔内写真って??~
口腔内を、カメラを使って撮影し、診察台設置のパソコンでも見る事ができます。
~顕微鏡検査って??~
口腔内の歯垢を採取し、顕微鏡を使って診断、その場でパソコンでも見る事ができます
皆さんは歯を白くしたい「イコール」歯冠を切削すると誤解していませんか?
ホワイトニングは、天然歯を切削する段階にいたる前の選択肢であり、生活歯の歯冠変色に対応する審美歯科の重要な治療法の一つです。ホワイトニングにはオフィス・ホワイトニングとホームホワイトニングの2つの方法があります。
※ホワイトニングは、保険給付外の自費扱いになります。また、ホームホワイトニングは、施術可能時間帯に限りがありますので、医院窓口などのスタッフに費用帯も含め、お気軽にご相談ください。
~歯の変色は、「外因性」と「内因性」がある!~
歯の変色は、「歯面に付着した外因性の変色」と「歯質自体が変化した内因性の変色」に分類できます
外因性変色だけならば歯面清浄器(当院ではクイックジェットS使用)やPMTCなどで改善できます。
内因性変色に対して用いられるのがホワイトニングです。
ⅰ)オフィスホワイトニング:医院内で歯科医師主体となり一般的な治療感覚で行います。
医院内で歯科医師が主体となり、漂白過程を行います。一般的な治療と同様の感覚で行われ、対象者は「受動的」立場で漂白過程が進行していく様式。
即効性が要求される為に、30~44%と高濃度の過酸化水素が漂白剤として使用され、得られる「白さ」は表層に限定される為白濁した不自然な外観を呈します。
1回約1時間で白さを得るためにエナメル質表層が強いダメージを受けやすいです。
ⅱ)ホームホワイトニング:歯科医師の計画方針に従い、対象者自身で漂白過程を進行する様式。
歯科医師の計画方針に従い対象者自身がご自宅で漂白過程を行います。一般的な治療の流れと違い、対象者は「能動的」立場で漂白過程が進行していく様式。
歯科医師が製作した「漂白用カスタム・トレー」にホワイトニング剤を填入して装着する(1日約2時間を2週~4週)ことで色調が改善されます。
5~15%と低濃度で安全性高い過酸化尿素を漂白剤として使用するため、透明感を伴う自然に近い色調で違和感のない「白さ」が得られます。
低濃度の薬剤を使用するため、上あご、下あごで2~4週間という期間がかかります。
また、ホワイトニング中は、効果減弱の為、着色因子(喫煙や赤ワイン、コーヒー、紅茶、コーラ、ウーロン茶など)は、摂取できません。
ホワイトニングの性質上、「後戻り」が継続して起こるので、ホワイトニング後の色調を一定に保つ為の定期的処置が必要となり、カスタム・トレーを半年ごとに1~2回装着させれば効果を維持できます。