当院は、保険診療を軸と致しまして一般歯科診療を基盤に 小児歯科・矯正歯科・審美歯科・予防歯科・インプラント(人口歯根)歯科を行っております。 診療に際し目指しているのは8020運動です。つまり『80歳で20本の歯を残そう』の推進です。 1日でも長く健康な歯(健康な歯とは簡単に云いますと物が噛める歯・機能できる歯の事です)を 残す為にはどのように患者様をご指導すれば良いか、予防していけば良いか、 治療を進めていけば良いかを日々、考えながら診療をしています。
■小児の患者様には
そのお子様に合った治療を無理せず進めていきます。
治療の後、必要に応じ歯のクリーニングを行います。
そして歯の磨き方指導・食事指導・フッ素塗布を致します。
そして3ヶ月あるいは6ヶ月定期検診の毎・指導とフッ素塗布を実施しています。
フッ素の働きって?
①歯を溶かす酸に対して抵抗力の強い丈夫な歯を作ります。
②虫歯の原因となる酸の生成を抑えます。
③虫歯になりかけた歯をもとにもどします。
このように、虫歯予防に大変効果があります。
しかも、安全で、世界中で利用されています。
■審美をお求めの患者様には
通常、保険治療では犬歯から犬歯までの前歯6本しか白い歯をかぶせる事が出来ません。
しかも、白い部分の材料はレジンというプラスチックのものとなります。従って、除々に黄ばんできます。
自然な歯の白さや審美をお求めの患者様には、丈夫で何年たっても変色のないセラミックをお勧めします。
又、前歯の隙間が気になる患者様や、歯の漂白で歯が白くならない患者様には、
歯の表面を0.5mm前後、削合してツケ爪の様にセラミックを歯に貼り付ける
ラミネートベニアをお勧めします。削合の際、痛みがほとんどなく麻酔をする必要もございません。
2回の治療で完了します。いずれも自費診療となります。
■歯並びを良くしたい患者様には
歯並び治療を専門用語で矯正治療といいます。当院の矯正治療は
野呂矯正歯科院長
野呂卓司先生(http://www2.ocn.ne.jp/~noro/)
ひさき矯正歯科院長
久木宏顕先生(http://www.aa.alles.or.jp/~hiro-777/)が担当致します。
月に一度、矯正専門医の治療が当院にて受けられます。
治療日につきましては、電話にてお問い合わせして下さい。
■部分入れ歯・総入れ歯の患者様には
基本的に保険にて入れ歯を製作致します。
保険適用の入れ歯より薄くてフイットの良い入れ歯、割れにくく破折しにくい入れ歯を
ご希望される患者様には、保険適用外ですが金属床をお勧めしています。
金属床って?
入れ歯の主要な骨格を金属で作った入れ歯です。
保険適用のレジン床(プラスチック)に比べて主として以下の長所があります。
◆丈夫です。破折しにくいので、永く使えます。
◆薄く作れます。レジン床の1/3~1/5の厚さですので違和感が少なく、
快適に会話ができます。
◆熱さや冷たさという温度をよく伝えますのでおいしく食事が出来ます。
欠点は、保険適用ではないという事のみです。
■いま使用している入れ歯をよりフイットの良い入れ歯、より噛める入れ歯に修正希望の患者様には
その入れ歯の適合度を診断し義歯裏装といういわゆる入れ歯内面の裏打ちを致します。
義歯裏装は、即日15分程で出来上がります。もちろん保険適用です。
■但し、それでもフィットしない顎の患者様には
義歯安定材の使用をお勧めしています。
今、市販されています義歯安定材は使用方法さえ間違いがなければ、かなり精度が良いです。
その患者様に適した義歯安定材をご指導致します。
義歯安定剤って?
現在市販されています義歯安定剤は
①粉末タイプ
②クリームタイプ
③クッションタイプ の3種類も大きく分けられます。
日本では、義歯安定剤を否定する歯科医師がほとんどですが、現実は多くの患者様が義歯安定剤を使用されています。
市場規模は年間約80億円にも達しています。
欧米の学術専門誌には、粘着性(粉末タイプ、クリームタイプ)の義歯安定剤の使用は、合理的で効果的であるとの
報告が多くみられるようになってきています。
アメリカでは歯科医師の75%が義歯安定剤の使用を薦めています。
しかし、その使用は歯科医師の管理下で行われ適合のよい義歯に限られています。
また、クッションタイプについては否定的です。
余談ですが、日本では、このクッションタイプが義歯安定剤の60%以上を占める代表的な材料です。
以上の事から、当院では患者様に合った義歯安定剤と使用方法を積極的に指導いたします。
当院を受診されました全ての患者様に予防の為の定期検診をお勧めしています。
検診は、患者様の歯と歯肉の健康状態に合わせて、3ヶ月・6ヶ月・12ヶ月毎に分かれます。
検診の時期が来ましたら当院より検診ハガキをお送りさせて頂いております。