■無痛治療について
当医院院長は、医師向けの実技セミナーにおいて無痛治療のインストラクターをしています。 その技術に裏付けされた実績により、患者さんの精神的ストレスを開放し、穏やかでリラックスした状態で受診することができます。
よく「先生の治療はなぜ痛くないのですか?」と聞かれますが、
「基本に忠実に、当たり前のことをきちんとこなすように努めているからです」とお答えしています。
無痛治療の一番のポイントは、麻酔の仕方にあります。
まず、麻酔液を体温程度に温めておきます。
そして30Gショートという細い注射針で、ゆっくり一定の圧で注入します。これによって、細胞膜を壊すことなく麻酔をかけることができます。また段階的に麻酔をかけることも大切です。一気に麻酔をかけるのではなく、徐々に位置をずらしながら少しずつ麻酔をかけていくことがコツです。
さらに、麻酔後一定の時間を空けることで、本当に麻酔が効いてきます。それから治療に移ります。無痛麻酔用の電動麻酔器も使われていますが、注入速度が早すぎるため、完全無痛というわけにはいきません。
常に歯科衛生士や歯科助手がそばにいるということは、患者さんが歯科医と2人っきりになることがないということでもあります。
個室タイプの診療室で歯科医と2人っきりになってしまい緊張してしまったことはないですか?当医院においてはその心配はございませんのでご安心ください。
また当院は「フォーハンド(four hand)治療」をしております。常に歯科衛生士や歯科助手と連携した治療をすることで、患者さんに見えない角度から注射器を手渡してもらい、患者さんが気が付かないうちに麻酔を打つ、といったことが出来ます。
そうした患者さんの立場にたった配慮や基本に忠実な診療スタイルがスムーズで確実な無痛治療を成り立たせているのです。